奈良の誇る陶芸家。

不勉強でした。


 本日は奈良県立美術館の富本憲吉展にいってきました。Yちゃんが招待券をくれたのでそれで行ってきたのですが、実は不勉強でまったくどういう方なのかも知らず。人間国宝の陶芸家の方なのですね。そして石川県から九谷焼の作品がたくさんきていて、それと併せての展示でした。

 なにせちょうど先週に金沢で九谷焼の勉強をしたばかりだったので、予習ばっちりで鑑賞できたのはとてもよかったです。まあ現地での九谷焼はあまり好みではなかったですが、富本先生の作品は好みでした。まあ九谷焼にもいろいろありますよね。やっぱりあの黄色に黒のツブツブ地はあんまりなのですが……。

 でも三代目八十吉先生の彩釉はすごいですよ! 九谷焼というかもはや八十吉先生の独壇場というか、全く別の作品のような気がしますが、根本にあるのは九谷焼なんでしょうね。いやあ感動しました。

 なかなか面白かった!と思ったのですが、あとでYちゃんに富本先生の生家が記念館として会館していたが、県や安堵町に移管の話があったものの財政難で受け入れられず、作品が散逸するという話をきいてなんともいえない気分になったのでした。まあ公務員系列のはしくれとしては理解はできるのですけれど!

 晩御飯はそのままサイゼで、ひたすらだべってから帰宅しました。

 今日はここまで。