ご自宅からです。

 いろんなものが頭をよぎりましたよ。


 普通に仕事をしてて、そろそろ終わろうかな、という時間になって電話がかかってきまして。出たら内線で、上司が「ご自宅からです」なんていうわけですよ。



 え、なんで携帯ならなかったよねっていうかご自宅って実家ってことだろおばあちゃんに何かあったのそれとも母さんか、父さんか? もしかして兄夫婦に何かあったの甥っ子とか? 親戚とかか!?

 

 といろんな思いがごおおおっと駆け抜けたあとに電話に出てみたら。



「あ、お父さんやけどもー」(のんきな声)

「え? 何どうしたん?」(まだ部屋に他の人がいるため小声)

「いや、ちょっと会社にかけてみたろと思って」



 おとーさん……!!!!!(泣)



 何をどう思った会社にかけてみたくなったんだそうですよこっちはびっくりしましたよ本当に何があったのかと思ってめっちゃあせったんですよ! ていうか一体なんて言って私に取り次いだのかめっちゃ気になるんですけど。「○○の父親ですけども」とか言ったんだろうなああもう恥ずかしいよ何やってんのお父さん!(大混乱)



 とりあえずなんとか一回切って、外へ出てから携帯でかけたんですけど、本当にもうぐったりです(苦笑)いや、心配してかけてきてくれたのはすっごく嬉しいですけどね? それならやっぱり携帯にかけてくださいよ……(っていうか普通に会社で働いてる父が会社にかけるっていう事実に驚いた。え、なんで、そんなのって社会常識的に普通なの?)



 あと電話の内容的にはどうやら私の心配というよりも姉の心配が大きかったみたいですね。というかそれなら私じゃなくて姉にかけてやってくれ、とも思いますけど、まあ姉は姉でいろいろと思うところもあるみたいですし。たまに父と話してて思うんですけど、父はどれだけ姉のことを信頼してるのかなと。どっかでやっぱり父は姉が試験に受かるのは無理なんじゃないかって思ってるんじゃないかって。信じれやれよ、って思うんですけど、まあ親はやっぱり心配なんでしょうね。



 私もできるだけ心配はかけたくないつもりなんですけどねー(棒読み)。



 今日はここまで。