ゴールデン・ウィーク。

 あんまり関係ないけど。


 世の中はすっかりGWと豚インフルエンザに席巻されておりますが、どちらもさしあたっては関係ないのでいつもの雑務をこなしておりました。が、先輩が少々体調を崩されているようで早退されてしまったので、上司と一緒に心配したりしておりました。



 一ヶ月しか一緒にいない上司に「あなたはタフそうだから安心だけど」とさらりと言われてしまったんですがこれは喜ぶべきですか(笑) でも確かに先輩は(当たり前だと思うけど)仕事であれこれ大変になってくると一人で抱え込んでしまっていっぱいいっぱいになってしまうようです。そう考えると私はわりと丈夫にできてるんだろうなぁとは思います。



 人間関係の打撃にはガラスのハートなので崩れ落ちますけど(人に嫌われることが死ぬほど怖い)、仕事だと割り切れば驚くほど冷静になれますからね。私はまだまだ若手なのでわからないことはいくらでも上司に聞けるし、逆にあれこれ言いつけられても当然だと思って全然苦にならないし。突然仕事が舞い込んでもそれはそれでしょうがないや、という感覚なのでそれほどストレスにも感じないですしね。それが悪意をもって降りかかってくるならたぶん泣いてますけど、でもそれでもたぶん会社に行かない、という選択肢はないんだろうな、と。



 小さい頃からいじめられたり人間関係で苦労したりしてましたけど、学校へ行きたくない、と泣き叫んだりしましたけど、それでも「学校に行かなかった」ことはないんですよ。いや、実際は精神的苦痛から本当に熱出して学校休むんですけどね(苦笑) でも治ったら行くものだと思ってたし、それがどんなに嫌で嫌で仕方がなくても学校へ行くのは当たり前だったんですよね。



 気が弱くて他人にあれこれ言われて傷ついて、もう嫌だ、って泣き叫びながらそれでも学校に行かずに家に居ることの方がもっと耐えられなかったんでしょう。だってそれは、家族の常識上「ありえない」事でしたから。体調崩して学校休むだけでも視線がつらかったことはありますしね(苦笑) それが嫌で嫌で、そんなレッテルを貼られるぐらいなら学校に行った方がマシだったのかもしれません。もし祖母や母が「行きたくなければ行かなくていい」という対応をとっていたらまた違った人生を歩んでいたのかもなぁ、と思います。



 そういう風に育てられたものですからある意味撃たれ強くなったといいますか。ある意味厳しい環境で育ててもらったおかげなので、これはもちろん感謝しておりますよ。それに私はたぶんその時点では人より勉強ができたので、卑屈にならずにすむ要素があったというのも大きいと思います。(それを思うと一番きつかったのはむしろ集団塾講師やってたあの時期かな)



 でもそんなものは人によって全然違うわけで、いくら私が丈夫だからといって丈夫でない人も沢山いるわけで。それは人次第だし、丈夫な人間がサポートしていくべきだとは思いますよ。まあ私にできることなんてほとんどないので上司にお任せなわけですが(だって新人だぜ私!)。



 ということをつらつら考えながら仕事をしておりました。そう思うとうちの兄姉もタフだなぁとしみじみ思います。すごいや!



 今日はここまで。