ありがとうごめんなさい。

振るのに時間がかかりすぎである。


 今日も今日とてギリギリしながらお仕事をこなし、夜はこの春卒業したばかりの男の子とふたりで飲みに行ってきました。まあ薄々そんな気はしてたのでここでけじめをつけんといかんなーということで行ってきたのですが、結論から言うと告白され、なんだったらプロポーズされ、それを断るのに6時間かかったという話です(遠い目)

 そもそもFacebook上で出会った日を記念日登録してたり、出会った日のエピソードをこれでもかと書き連ねていたり(一目ぼれだったらしい)、こまめにメッセージが来たり、趣味やら仕事やらあらゆることを褒めてくれてるあたりから気づかん方がおかしいだろうというぐらいに熱烈アピールなので知ってたんですけど、クラシックのコンサートのお誘いを受けたときにきっぱり断ったんですよね、プライベートで2人で出かけるのはナシですよって。

 まあそのことを彼もわかっていたわけですし、その時点で無いのはわかってたけれど、感情というのものはそう簡単に割り切れるものではないということで。酒に酔っていた(むしろ酔わずには言えなかったのか)勢いでひたすら今まで聞いたこともないような言葉で告白してくれました。なんでも「一生一緒に居たいと思える人ははじめてだ」とか「振られた時は死のうと思った」とか「一生好きでいていいですか」とか、どこの恋愛ゲームですかそれ、みたいな言葉がきたものですから、ええ。

 まあ私はもう「ごめんなさい」一択なのでひたすら謝ってたんですけどね。だって好き嫌いとかいうレベルじゃないもの……。

 このエピソードを友人に話すとなぜダメなのかということを言われるわけですが、素直にいうと今の私に恋愛するつもりはない、ってことなんでしょうね。恋愛感情をぶつけていただくのは勝手なのですが、それに返すものがないのでまずごめんなさいと。好きか嫌いかでいったら別に嫌いではないですけど、付き合うかどうかっていったらごめんなさい。結婚相手としても無い。としか言いようがないのですよ。ありがたいけれどもね。

 人生でプロポーズされたのは2回目ですが(1回目はエジプトです)、毎回毎回なんでこんなにネタとしか思えない状況に陥ってしまうのかと我ながら驚きです。今の私は恋愛にドラマも結婚にロマンも何も求めてないんだけどな!

 今日はここまで。