狩野派いろいろ。

バラエティには富んでおりました。


 朝から狩野派を見るべく京都国立博物館へ向かいました。道すがら電車内でロンドンとパリの本を読破したのですが、ドーヴァーがとてもドーヴァーでによによすると同時に街づくりについて考えさせられた本でございました面白かった!

 狩野派はめちゃめちゃ人が多くてちょっとびっくりしましたが、でもまあ良かったですよ。それほど目玉となるようなものがあったわけでもなかったので若干拍子抜け感もあったのですが、結局のところやっぱり京狩野が好きなんだなとしみじみしたのでした。私はとても狩野山雪の白がすきなんだと思います。あの山雪の白の使い方といっそ神経質なほどの緻密さが気がつけばやわらかい雰囲気をかもし出していると思うのです。

 あと常設展にいくつか蕭白先生の作品が出てきていたので見てましたが、やっぱり一歩前を行き過ぎであるなと思いました。とんがってるっていうかもう先を行きすぎなんですよね蕭白先生! 大好きだけど!

 午後は劇シネを見る予定だったのでそのまま京都駅に戻り、ひさびさに八条口のレストラン街でご飯を食べました。京都はちょいちょい来てますけど八条口に来たのはいつぶりか思い出せないぐらいですよ。昔は新幹線に乗るといえば京都だったんですけどね。

 居酒屋ランチをしてから劇シネでございます。劇団☆新感線の「蒼の乱」という平将門さんのお話を見てきました! 天海祐希松山ケンイチが主演だったのですが、どちらもすっごく素敵でした! 松ケンが配役も演技もあいまってとっても大河の清盛はんに見えて仕方がなく、手に汗握りながら殿!となったりしておりました。そして天海祐希はヅカの真髄をみたという気がします。か、かっこいい! 松ケン演じる平将門がいろいろあれがこれで、あと早乙女太一の殺陣が凄く良かったです。久しぶりにがっつり殺陣を見まくった感じがしました。

 あと劇シネってなかなかいいですね! カット割りとか構成とかがうまく編集してあるので、確かに舞台なんだけど映画っていうのがすごく良かったと思います。これから他作品もどんどんやっていったらいいと思います!

 見終わってあれこれ語りたかったので八条口の和カフェでぎゃーすか話して、そこからお蕎麦屋さんに移動してあれこれしゃべって、イギリス旅行の報告もあれこれしておりました。楽しかった!

 今日はここまで。