経験を積む。

羽ばたけ若者。


 お昼にフランス留学の面接が実施され、去年も応募してダメだった女の子が今年こそはと挑んだら、なんと面接最中に号泣してしまったらしく、先生も本人も我々もびっくりでした。ど、どうしたの!

 先生方も大丈夫かしらと心配にはなったけれど、それぐらいに思いが強かったのだろうということでOKとのことでよかったです。これも経験ですよね。

 思えば面接と名のつくものをそれなりにこなしてきた私ですが、いろんな人と話していて思うのは、私ももちろん緊張はしているのだけれども、それが人と話すことの緊張とかではなく、何を聞かれるか、ということに対する純粋な緊張だけで済んでいるのが大きいと思うんですよね。人と話すこと自体に緊張感はそれほどないし、あと年配の男性と話すことに抵抗が一切ないというのも大きいと思うのです。まず若い子たちは先生以外のおじさんと話したことないだろうし、その先生と話す機会もそうそうないですもの。

 でも得てして面接官という方はほとんどが年配の男性で、感覚も違うし言語も違うしそういう意味でのギャップがある状態からスタートするというのは学生にとってもなかなか難しいことだと思うのです。結局のところ慣れなんだと思いますけどね。就活する学生にはまず自分の父親とサクサク話せるようになるところらへんからスタートしてほしいものです。お父さんと真面目な話するのって、結構難しいんだぞ?

 今日はここまで。