鼻水が止まらない。

 病院さぼってるからかなぁ……(でも寒くて行く気がおこらない)。


 朝はまだわりかし平気だったんですが、昼前あたりからなぜか鼻水が急に止まらなくなり大変なことになりました。最近はあまりなかったんですが、以前はよくあることだったので持ち歩いている鼻炎の薬を飲んだんですが、これがまぁ久しぶりなせいかおそろしく眠かった……!



 午後が授業だったんですがその間ひたすら寝てましたよ。あとで聞いたらイビキかいてたって言われました。まあそれも納得なぐらいの泥のような眠りでしたよ。本当に眠くなる成分というのは怖いもんです。確かに意識失っちゃうよ!



 ちょとだけ時間があいて、その間にちょっとだけまじめにスライドを作ってました。でもどっちにしろのせるデータがまだないのでなんともできません。うーん、来週までにデータ出るんだろうか……(汗)



 その後は地球学概論の最後の授業! 最後なので2時間半という長丁場でしたが人類の進化に関する話だったのでめっちゃ面白かったです! やっぱりアフリカ単一起源説が有力なのですねー。あとは環境問題とか、地球温暖化とか。地質学から見る環境問題、みたいなテーマがかなり興味を持てました!

 

 今って実は氷河期なんですよね。本当は。もちろん今は温暖化してますけど、今までの地球のリズムから行くと氷河期に足をつっこんでないとおかしいらしいんですよ。実際数十年前までは寒冷化するって言われていたらしいですし。それがなぜか、人類が発展しだしてからは地球全体の温度が安定してるわけです。昔はもっと変動が激しかったのに。



 で、それが人類の起こした二つの革命にかかわっているという論があるそうで。



 その一つ目が農耕革命です。人類が農耕を始めたときから一気に森林が伐採されて、また焼畑が行われて、植物の数が一気に減ったらしいです。それでそれまで吸収されていた二酸化炭素が大気中に放出されるようになり、地球の寒冷化が緩められた、というわけ。(あくまで仮説らしいですが)



 二つ目はいわずもがな、産業革命ですよね。これにより温暖化は一気に加速します。化石燃料を使い始めたことにより大気中の温室効果ガスは一気に増加しました。それに加えて人口も恐ろしい勢いで増加しました。60億もの人々が地球上に暮らしているわけです。



 それではこれからどうなるのか、というと。



 いずれにせよ化石燃料はあと何十年かでなくなります。そうなるとまあもう燃やすものがないわけですから、二酸化炭素の排出量は嫌でも減るはずです。それに加えて化石燃料がなくなればこのおかしいぐらいに増えた人口が維持できなくなりますから、人口も減っていきます。地球は急激に冷えて、千年遅れで次の氷河期に向かって寒冷化の時代を迎えることになる……らしいですよ?



 なんでも人口のピークは2020年で、そこでカタストロフを迎えるそうな。それを防ぐためには今がんばらなければいけない、というわけです。



 実際データとかグラフとかをばしばし並べられて説明されるわけですから、これはなかなか強烈でしたねぇ! 温暖化云々がテレビでもよくやってますけど、実際学術的な立場から聞くと納得の仕方が違いますよね。確かになんとかしなくてはという気持ちになります。



 あと面白かったのがイースター島モデルっていうやつです。イースター島に最初に人類が入り込んでから、そこで農耕をはじめ森林を伐採し、一気に人口が増えます。ところが増えすぎた人口を維持できなくなり、イースター島にあった資源を使い尽くしたため人口はどんどん減っていき、今ではほんのわずかになってしまい、森も何も残っていない、というそういう話です。ひとつの島で起こったことが地球全体にもいえるんじゃないかと。



 最後でしたが本当に面白かったです! バイトにいくのがギリギリになってしまいましたけどね。地球学科の授業はどれもこれも面白いのでたまに私実は地球学科に行けばよかったんじゃねぇか、とまで考えてしまいましたけど、きっとこれを専門にしたらまた大変だったんだろうなと思いますもん(笑) 大学一回の時には文転を本気で考えたときもあったし(あの時も一般教養で受けてた文化人類学がめちゃめちゃ面白かったんですよね……)それでもなんとかここまでやってきましたから。迷ったときにいつでも言いきかせるのは、文系の勉強は自分で本を読むことができるけど、理系の実験は研究室に入らないとできないから!ということですよ。確か高校生のときからそれ思ってたなぁ。



 今日はここまで。