寝すぎだと思ったら。

 寝だめしといて正解だ!


 まず起きたのが13時でした! いやびっくりした本当に(苦笑)朝から予定がなかった休日というのが結構久し振りだったのでぐっすり寝すぎましたね。布団の中でだらだらするのは好きなんですが、起きてから罪悪感が襲ってくるのでやりすぎは禁物です。せめて午前中には起きておきたかったなー。



 とりあえず姉を起こして飯くうべ、と。パスタ作るけどどうする?と言ったらハッピーセットを買ってきたい!ということになりまして。結局パスタとハッピーセットというヘヴィな朝食兼昼食になりました。重かったけどこれでドラえもんのおもちゃはコンプしましたよ! 私も人のことは言えないですが、姉もマメですよねぇ。まあ姉妹だから似てて当然なんですが(苦笑)



 ところがご飯を食べるとまたも突然眠気が襲ってきまして。やばい、やらなきゃいけないこといっぱいあるのに!! とか思いながら誘惑に勝てずにまた眠ってしまいました。たぶん疲れがたまってたんでしょうけど、それにしたってもったいない!とようやく17時ぐらいに活動再開しまして。



 そこから春コミの委託をしてもえることになったので本を送ったりとか、頼まれてたドラマの再放送が最終回まで行ったので編集して焼いて梱包したりとか、4月から働くところの雇用書類を片付けたりとかしてました。

 

 しかしこの書類関係がややこしい! というのも私が住民票をまだこっちに写してないのでねー。保険関係もややこしいし、ひとつひとつの書類に関しては納得してましたがたぶんこういうのをさくっと片付けられるようにならなきゃいけないんだろうなーと思ってました。しかしデジタル媒体になれていると紙の融通の利かなさにちょっとびっくりです。だって書き間違えられないんですもん!!(普段バックスペースを多用する人)



 で、なんとか形をつけて印刷しよう、と思ったら今度はなんとレーザープリンタのトナーがなくなっちゃいまして。えええ今ここでこのタイミングでかい!!と思って小型インクジェットで印刷しましたよわざわざ! それもドライバインストールしてなかったのでわざわざインストールしてやっと使えるようになったと思ったら黒のインクがなくなっててカラーで印刷するっていう、ね!(ああもう面倒くさい!)



 でもトナーは1万円するのですぐにぽんと買うわけにはいきませんからね。しばらくは研究室で印刷せねば!



 まだまだやりたいことはいっぱいあったんですが、そこでタイムリミットがきてしまいました。21時からコンビニバイトの方の送別会がありまして。次の日は卒論発表会ってことで日は変わってもらってたんでせっかくだしな、と参加させていただきました。



 これがまあ予想外の事態になりまして……! 20代が4人、おばちゃん4人、奥さん、オーナーさん、という構成だったんですが、このおばちゃんらのパワーが凄かった……!!



 いや凄い人が集まってたのかもしれないですけど、そりゃもうすさまじいまでのトークでしたね。途中からどう話の山をつくってオチをつけていくのか、他人の言葉をどう切り返すのか、とかそういうことを勉強してましたもん。無口だと思ってたオーナーさんが実は凄く楽しい人だったり、過去にいろいろあったり(旦那の月給1万5000円で、奥さんの月給が5万ぐらいで、家賃1万5000円の文化住宅に住んでふたりで給料日に刺身とステーキかってランチョンマット引いてふたりで食べたりしてたときの話とかね!)ええまあとりあえず楽しかったですよ! みんな毒吐きまくりで飲みまくりでしたしね!



 でも面白かったというか凄いな、と思ったのはオーナーさんたちが人を雇うときにどこを見てるのか、っていう話ですね。求めてる人材っていうのは、店のために働ける人であって、自分のために働ける人じゃない、と。面接のときに「あれもできます! これもできます!」って自分をアピールしてくれる人はもちろんいいんだけれど、そういう人は結構自分のためだけに働く、っていう人が多いんじゃないかと。多少ドンくさくても熱意があって、働きたい!っていう風にいってくれる人の方がいいっていうんですよね。



 あとそういう人の方が、自分で頑張って先輩の真似をして仕事を覚えていってくれるらしいです。教えたらできるようになる、じゃ仕事にならないので。自分でいろいろ聞いて、学んで、頑張ってくれる人の方がいい、って聞いてなるほどなぁ、と思ってしまいました。オーナーさんがいうには、世間が能力を評価してとるところを、うちはやっぱり人でとるんだよ、っていう話をしてて、すごくしっかりしてる人だな、と思いました。だからしっかりしてる人が集まるし、店が成り立つんだな、と。コンビニってやっぱりバイトのレベルが高くないとやっていけないですもん。



 実をいうと最近ついていけない、といってやめたがっていた人がいると聞いてたんですが、詳しい話を聞くと、おばちゃんなんですが、注意されることに耐えられなかった人みたいです。それまで別のお仕事をされていて、そこでは結構キャリアも積んでて今は後進の指導にあたっている人らしいんですが、こっちはでそんなん関係なしにただの新人さんじゃないですか。だから口うるさくもするし注意もするわけですよ。



 私もぶっちゃけると最初はコンビニぐらい軽いぜ!とか、若干思ってました。でも考えてたよりもずっとハードだし、慣れるまでは本当にしんどかったし一杯ミスもして怒られもしましたよ。改めて働くって大変だなぁと思ったもんです。



 その人は結局それが耐えられなくて、たぶんプライドの問題だと思うんですけど、注意されても舌打ちとかしちゃうし、言い訳もしちゃうし、何より他のバイトの店員と私は違う、という意識がどうしても抜けなかったみたいなんですよね。コンビニ店員を見下してしまっているので、我慢ができなかったんでしょう。



 たとえばいらっしゃいませ、のひとことでも、お客さんからしたらそれが本当に心がこもったいらっしゃいませ、なのか、ヤケクソで面倒くさくいってるいらっしゃいませ、なのかってわかるじゃないですか。そう思うといつなんどきいっても同じようにいらっしゃいませ、って言うのって実は凄いことだと思うんですよ。いや、私もバイトしたおかげでそれが知れたわけですけど。



 だからこそうちの店は移転した後でもわざわざ車で寄ってくれるお客さんがいたりするわけですし、そういうのって客商売の基本だと思うんですよね。



 とにかくまあ結局無理です、と。まあ向こうから言わなきゃこっちから願い下げぐらいの勢いだったみたいですけどね。



 そんな話をいろいろ聞いてるうちに時計の針はいつのまにやら日付を超えており(苦笑)最終的に終了したのは2時前でしたとさ!(次の日卒論発表とかやる気あんのかお前って感じっすね!!)

 でも本当にいろんな話を聞けて貴重な時間だったな、と思いました。やっぱり長く生きた人というのはそれだけの経験を絶対に持っているし、それだけ尊敬すべき人なんだ!と思いましたよ!



 今日はここまで。