やっぱり楽しい。

 もっと時間をうまく使えたらなぁ。


 朝から満員電車に揺られて会場へ向かいました。本当に半年ぶりだったんですが、やっぱりわくわくするし、楽しいもんですね! ジェニとも久しぶりに会ってようやくおみやげ渡せましたし、まあずっと一人でしたけど戦利品なんかを読むのは楽しかったです。



 帰りにいつものようにロッテリアに寄っていろいろ話してたんですが、最近ずーっと考え込んでいた人生の目標が見えない、みたいなことについていろいろYちゃんに聞いてもらってました。



 自分でもなんでそんなことを考え出したのかわからなっくて、「生きる意味が見えない」だとか「人生の目的がわからない」だとかそういう漠然としてどうしようもない悩みみたいなものがありまして。私はこれから何をどうするべきなんだろう、みたいなことをぐだぐだ考えてたんですよね。



 で、Yちゃんと話すうちに原因がわかったんですけど、結構まわりの人から「次のステップ」についていろいろと言われてたからだと思うんですよ。



 まず館長に「謀反の気」について言われたこと。もともと面接したときからこの子にはここに腰を据える気はないっていうのはバラしてましたから、私が次のことを考えているっていうのは知ってたと思うんですよね。で、普通にカレーうどん食べながら「そういえば今年大学院は受けなかったのか」と言われまして。



 びっくりして「いやそれどころじゃなかったですから」みたいな回答をしたら「この子には謀反の気があるって思ってたから」みたいなことを言われまして。謀反て!と思いつつ、そのときはそれぐらいで済んでたんですよ。

 

 ところがつい最近、またも「謀反」についての話題がありまして。なんでも館長が知り合いの方に国立大学法人職員(一応公務員です)について聞いてくれたみたいで。うちのところにそういうのを考えている子がいるんやけど話だけでも、みたいなことをつないでくれたらしいんですよね。



 もちろん考えてましたけど、でもとりあえずは一年やろうって決めてて。だからすぐに次っていうのがあまり頭になくて。



 でもって実家に帰ったら帰ったで「勉強してんのか」みたいな話題になるし。もしかして私ものすごく謀反を期待されてますか?!みたいな気がしてたわけですよ。



 実際五年っていう期限があるし、次のことは考えなきゃいけないし、そのためにはいろいろと調べて勉強して目標に向かっていかなければいけないわけなんですけど。でもそのために必要なやる気と元気っていうのは今の私にはまだないわけで。



 仕事に対する意識として、やっぱりそこにはある程度の意味というか目標というか、軸になるものが必要だと思ってしまったわけですよ。だってそれでもって生きていくわけですから。でも軸っていうのが全然見えないし、それを将来に見出すために私はきっとすごく頑張らなくてはいけないんだろうけど全然わからないし、動き出すのもしんどいし。



 で、なんかもう将来への不安というか、どっちかっていうと恐怖? 謀反を起こすための大義名分が見えなくてどうすればいいかわからない!みたいな。



 そういうもので結構がんじがらめになってたんですよね。しかも仕事は忙しいし、土日の予定はつまってるし。



 そんなことをつらつらと話してるうちに、Yちゃんに「そんな急いで決める必要なんてないんじゃないの」とひとこといわれまして。



 またも目からうろこですよ。「そっか、そうだよね!」ですよ。



 まだ働き始めて5か月しか経ってないわけですよ。半年もたってないんですよ。あたりまえですけど今年の3月まで私まだ学生やってたんですよ。自分でもそのことにびっくりするぐらいすでに思考が社会人になってて、たぶん周りもそうだったんだと思います。

 

 一応5年の期間が与えられてるわけで、そりゃあ目標に向けて努力するのは早いほうがいいにきまってますけど、実際それを要求されたときに私は今、正直しんどいわ、っていう状況で。それならどんな謀反を起こすか、どうやって効果的に謀反を起こすかっていうのをもうちょっとゆっくり考えてから謀反起こせばいいんじゃないの?というYちゃんの言葉にああ!と納得したわけです。



 みんなあせりすぎだぜ、っていう。私まだ5か月しか働いてないんだぜ、っていう。ね。



 だいたいまだ本当にわからないことも多いし、やっと慣れてきてこれからもっと頑張って効果的に仕事をやって、あれこれ学んでいこう!っていう段階ですから。普通の企業で五ヶ月で転職考えるってどういうことだよ!って話ですよ。しかもそれを周りから言われるっていうね(苦笑)



 もちろん一生続けられる仕事ではないですから、いずれ謀反は起こすわけですけど。でも、去年の夏から怒涛の勢いで走り続けてきたんですから、ここらでちょっと落ち着かせてもらえませんか、と。落ち着いてゆっくり将来について考える時間をとらせていただいてもいいんじゃないですかね、と。



 そう考えると変に悩んでいたのが嘘のようにふっきれまして。生きる意味だとか生きる軸だとか、そういうものってきっと私は流動的だし、今後何が起こるかもわからないし、そんなにすぐに焦って考えるものでもないんだよな、と。



 結局3〜4時間ぐらい話してた気がしますけど、本当になんか落ち着きました(笑)なんていうか話にオチがつくことへの安心感ですよね。とりあえずこうなんだ!っていう結論が出せるとふっきれますから(笑)



 ついでに創作意欲もいろいろ刺激されたので頑張ろうと思います。うん!



 今日はここまで。