やっちまった。

 でもなんか、もう、我慢できなかったの!!!!!


 最後の山、説明会でございます。とある新事業の事務処理についての説明会を行ったんですが、まあ一応事前打ち合わせはしてたんですよ? それに従って資料も作成したし全部準備もしたし参加者も確認したし名札もつくったし会場も準備しましたよ! ただ内容については確かに曖昧な部分も多くて、実際まだ検討中なことが多々ある状態で事業を走らせてるわけですからまー不安はいっぱいありましたよ。でもなんとか、なるかな、って思ってましたよ。一応、ね。



 いざ説明会がはじまって見ると、でるわでるわ質問が。こっちの想定外の質問がぽんぽん出てきて、正直それこっちもまだわからないんですけど!みたいな質問が飛び交って、なんとかしどろもどろになりながらこっちが回答するということを繰り返しておりまして。



 でもね、何が一番きつかったってね。こっちの意思統一が図れてなかったこと!!!(ほんと泣きそうだった)



 たぶん私が一番本部とやりとりしてるし、一番準備してるし、一番いうたらお客様に近いところにいるからそこの意見もわかるんですよ。でもしゃべるのは上の人たちじゃないですか。で、てっきり私は上から情報がきてるから上は把握してると思ってたんですよね。



 そんなこと、ぜんぜん、なかった……! むしろ何も伝わってなかった…………!!!!(会場後ろに控えながら愕然)



 たとえば「AについてはBということです」って普通に前で説明してて、私が大慌てで走っていて「違いますそれCです」って訂正するみたいな。なんだこれ、っていう。事前にもっともっと話をつめておくべきだったのか、そうなのか、でもこんな細かいところまでつめなきゃいけないとか思ってなかったよ、何に焦点をあてて説明すべきだったんだ、なんなんだ!?といろんな反省点が頭のなかをくるくるまわってたんですけど。(そしてドタバタ)



 最終的に書類を一式提出してください、っていう話になったときにですね。どう提出するかについてもまたややこしいことを上の人が前でしゃべってるわけなんですよ。会場の参加者の「つまり俺らにまず何をしろと……?」みたいな空気がびしびし伝わってきてましてですね。



 もう一つ問題点があるとしたら、説明側(上司)の前提とする常識と説明される側(参加者)の前提とする常識がまったく異なってたってことですよ。こっちは何回も同じような事業走らせてるし、それはもう常識だよねー☆みたいな基本事項についても参加者からしたら今回が初めてなんだから初耳の単語のオンパレードだったと思うんですよ。むしろそこは私も今年から働きだして痛いほどわかる感覚でしたから。単語が理解できない説明ほど意味わかんないものないですよね。本当に。



 あーもう、そんな言葉使ったってわかんないよ! ていうかこの人たちが知りたいのは全体像もだけどまず何をするかっていう具体的な事項なんだよ! 概略ばっかりしゃべられてもわかんないし、だいたいそもそものスキーム自体全員が全員把握してるわけじゃないんだよこれいったい何のための説明会なんだっけうわーん! みたいな、ね。



 で、とうとう我慢がならなくなりまして。

 もうなんか、もういいや、って思いまして。



 ……マイクを奪いました。



 上司に、すいません最後にひとことだけしゃべらせてください。と、マイクをいただきまして。



 ・とりあえずまず何をしなくてはいけないのか

 ・どういうものをどういう形で提出してほしいのか

 ・わからないことがある場合はまず私に連絡しろ



 の3点だけしゃべっておきました。事務方としてはね、それさえ言っといてもらったら十分なんですよ。もちろん根本は違いますよ? ちゃんとやってもらわないと困ることはもっともっといっぱいあるんですけど、でも今日はこれ、事務説明会って銘打ってるんですもん。



 まあ若干やっちゃった感はあふれてましたけどね。でも後悔はしてません。だって言わなきゃどうしようもないことが伝わらないままに終わってしまいそうだったんですもん。もっともっとなんか、方法はあったと思うけどさ! あーもうちっくしょー!!!(えぐえぐ)



 とにかく反省点の多い説明会でしたね。何より説明する側に問題がありましたもん。できれば私は表に出ずに裏から全てを掌握したいんですが、そのためにもやるべきことはいろいろあります。うん、とにかく私はうまく立ちまわれるになろう、もっと!



 というわけで無事に3つの山を越えたぜ! ということで早速帰りにそのまま飲みに行きました(笑) 前々から飲もう飲もうとは言われてたんですが、さすがにこの山を越えるまではムリ、ってことで飲みは一ヶ月ぶり? な感じでNさんといつものお店(つっても3回目だぜ)にて合流いたしましたー。



 まあいつものごとく、よくないお料理(何食べてもうまいよそりゃ頼んじゃうよなんでもかんでも)に、よくないお酒(あまりにもうますぎてすいすい入っちゃうよそりゃ何合でもいけちゃうよ)、さらにはよくない店員(メニューに載ってない酒とかばんばんだしてくれるよオススメの酒と料理の組み合わせとか超教えてくれるんだよしかもそれ全部ハズレがないんだよ)ときたらもうどうしようもないっすよね☆(すいません多方面にすいません)



 でまあ楽しく楽しく飲んでいたわけです、が。



 さらっと誕生日プレゼントもらったときはどうしようかと思いました。



 や、もってきそうだなーとは思ってたんですよ。自分で他人の誕生日はよく覚えてるって言ってたし(私は相手の誕生日は4月だってことしか知らないけどな!)、なんか、きそうかなーとは思ってたけどやっぱり本当にきちゃいまして。若干、うん、どうしよう、って思いました。



 やっぱり阪急の包み紙だし、またセレクトが私の好みドンピシャだし(つまりは相手と好みも趣味もめちゃめちゃ合うということ)、篆刻の判子とか実はめっちゃするんだぞちゃんとした石に彫ってあるしだな!! 知ってるよ、だって欲しかったもん!!!(だからこまるんだばか!)



 まあそのまま楽しく飲み続け、結局またも閉店まで居座って、ついでに前に行ったそこの姉妹店がもうすぐ閉まるということも聞いたから今度はそっちもいかなきゃね、ってことで次回の予定も確定しちゃったんですけどね。



 うーーーーーーーーーーん、どうなんだこれ、っていう。

 いいのかな、いいんだよな、だって決めたもんな私、宣言したもんな。ギブアンドテイクになってんのかな、テイク過多になってないかな、ちゃんと私はギブできてんのかな、フィフティ・フィフティの関係築けてんのかな、どうなのかな、って、ね。すごい気が引き締まる思いでした。



 私が今世間一般的に(あくまで一般的に、ですが)おそらくあまりよろしくない(つまりその気がないなら二人で会うなよ的な感じですよね)状態で関係を続行させているという自覚はあります。



 が、正直2人のことは2人にしかわかんねーだろ、っていう思いもあります。



 つまり他人がとやかく言うのもわかるし、とやかく言われても仕方ないし、それは甘んじて受ける覚悟が必要なわけです。そしてその意見に対して私は自信を持って言い返せるだけの自分の中での確固たる意志を築いておくべきなのです。それは事実だ。だって、実際とやかく言われてるし。



 でも二人のことはあくまで二人の問題であって、それは今後どうなっていくかは二人が決めることであって、それがたとえばさらに広がって他人に影響を与えているのであればもちろん他人も込みで考えなければいけないけれど、でも二人の中で完結できるうちは自由にやらせてもらえないだろうか、ということで。



 ほんとうに、私が恋愛できれば、よかったのにな。



 今日はここまで。