ライブ。

 そこでしか味わえない空気。


 姉が後期試験で大学に入れないというので家に居たんで、ちょっと早めにふたりで晩御飯を食べました。最近姉と一緒にいろんなことをだらだら話す機会が多いのですが、たぶん、ちょっと情緒不安定なんだろうな、と。その分私が落ち着いていられるので問題はないんですけどね。たとえ仕事が忙しくなろうともせめて5月中旬まではこのままで居たいと思います。大丈夫、仕事は家に持ち帰らない!(精神的にね)



 でまあ何を話していたかといいますとライブに行くっていうことの個人的な捕らえ方の違いについて。私はわりと好きなら簡単にライブやらコンサートに行ってしまうのですが、姉曰く結構それはすごいことらしいです。っていうかライブに行くっていうのはすごくコアなファン、っていうイメージがあるらしく。私はそうでもないよと言い張るんですがそれこそ個人的な主観の差ですよね。



 かくいう私も中学生まではライブに行くっていうのはとんでもないことだと思っていたわけで(そりゃまあ行動範囲とか金銭面において、ですけども。行けるもんなら行きたかった)、高校生になってからです、ライブに行くことが当たり前になったのは。理由としては私が(内面的に)高校デビューを果たしたって事と、その結果、ライブに誘ってくれるような友達ができたってことです。



 それまでいじめられっ子だった私に友達がたくさんできて、その子たちが軒並み超活動的で、ライブ行こうよ! 旅行行こうよ!って誘ってくれたおかげでライブの楽しみを知ったというか。まあそのせいでただでさえマニア気質だったのに拍車がかかったんですけども(苦笑)



 お笑いにはまったときはまずファンクラブにはいってチケットを手に入れることを覚え、しかも1枚の値段が安いもんだからガンガンにとりまくり、酷いときには週1で劇場に通うようになり、さらにはファンレターを出すようになり(しかも内容は番組とかの感想をみっちりという気持ち悪さ)、ラジオに参加できると聞けば応募して普通に当たってラジオ出演しちゃうし、テレビに参加できると聞けば生駒山を登ってテレビ出演し、握手会があると聞けば普通に握手をしにいくっいうね。本当にお金がなくて暇と情熱だけがあるとこういうことになります。今から考えてもすげぇな自分って感じですよね!(若かった!)



 続いて野球にはまったときは甲子園のチケットを、これまた単価が安いもんだからガンガンにとりまくり、2週に1回は甲子園の外野で大声を張り上げ、気が付けばナゴヤドームに遠征したり(愛・地球博をはしご)、広島市民に遠征したり、ヤフードームに遠征したりというね! 阪神という枠を超えていろんな選手のブログチェックしたりしてましたもん。しかも遠征のたびに見ず知らずの人と飲みにいくというはっちゃけっぷりですからね。(ちなみに広島のおばさまはこのときに知り合いました☆)



 まあそんなこんなで活動的に見られていたのか、全然関係ないチケットが余ったときに声をかけてもらえるようになりまして。バンプのライブに誘ってもらったり、アジカンのライブに誘ってもらったり、声優のイベントにつれていってもらったり……そういやアレグリア2を見に行ったりもしましたね。(「サーカス見にいかへん?」「いくいく!」のテンション)



 大学後半でまさかのアイドルにはまるという展開を見せてからもその傾向は変わることなく。もちろん最初は抵抗してたんですよ? だって「お笑いと阪神を愛する私」が「アイドルのおっかけ」になるなんて! って半年ぐらい粘った記憶があります。ずーっと「ファンなんかじゃない、ただ好感を持ってるだけなんだ!」ってね(笑)



 が、まあ無駄なあがきというものですよ。「ファンなんだろ? 好きなんだろ!? 認めちまえよ!」という友達の押しによりあっさりと陥落(笑) その後は今までどおりただひたすらどっぷりと追及していくというわけです。ファンクラブにはいり、チケットをとり、コンサートがあると聞けば遠征し、握手会をやるときけば握手をしにいき、というね(苦笑)



 なので私にとっては「好きになったらライブにいく」というのがデフォルトなので、それだけでコアなファンだね!と言われてしまうと違和感があるというか。そんなにそこにハードルはないんですよねぇ。だからオークションやダフ屋のお世話にはなりたくないし、そこである程度の楽しみを得られるという自信があるから行くだけであって、それ以上でもそれ以下でもないわけですよ。



 まあでも一般的なお茶の間ファンからすると、そんなにひょいひょいライブにでかけていくっていうのはないみたいですね。よっぽど好きで、よっぽどはまらないとそういうことにはならないというか。そもそもライブに行くっていう感覚がないのかもしれないです。(なので私の意識とギャップがあるんだろうけど)



 といいつつ、友達に「ファンとオタク(けど私はあえてマニアという言葉を使いたい)の差は語れるか語れないかだ!」という名言を吐かれてしまったので、そういう意味では私は完全にオタクなわけですが。でも私はそういう意味ではオタク的な人間の方が大好きです。だって、好きなものについて(それがどんなジャンルであっても)熱く語れるって素敵なことじゃないですか?(笑) 何かに夢中になってる人は好きですよ!(常識から外れて自分を客観的に見れなくなってるとキツイですけど)。



 姉との会話から全然関係ない話になってきましたけど、まあ結論は何かというと、22日にパークスにさくらいが舞台挨拶に来るからそのチケットをとるためにわざわざ会社に休日出勤しても許してくれ、ってことです(真顔)。 土曜日発売なんだけどどう考えても会社の回線使ったほうが可能性あるんだもの!!!(必死)



 今日はここまで。