つまりは。

 最大の理由は甘え、ってことだ。


 朝起きたら尋常じゃなくつらくてびっくりしました(苦笑) 花粉のせいだと思いたいんですが、こういうのは結構精神と直結する部分なのでね。本当に体を引きずるようにして弁当を作りまして。通勤電車の中でも泥のように眠って。薬を飲んでいるはずなんですが鼻水は滂沱のごとく出てくるし、目はかすんでるし(リアルに視力が落ちるというのをはじめて体験しました)喉は痛いし咳も出るし内耳もおかしいし頭も痛いしで、休むほどしんどくはないけど単純にどうしようもなく体力とやる気を奪っていく症状のオンパレードで(苦笑)



 でまあだらだら仕事をこなしつつぼんやりと考えていたんですが、なんとなく脳内でまとまってきてはいたものの、やはり直接文章化するところまでは行かず。とりあえず夕方一旦誰かに電話して言語化してから書き記すべきだな、と思ったのでそれまではぐだりつつ仕事をしてました。



 体調についてはもちろん精神論もあるけれど、対処すべきところは対処すべきところとしてあるので耳鼻科に寄っておくことにしました。症状が酷くなってきたんですけど、と申告したらやはり花粉症が酷くなることもありえるんだそうな。でも花粉のピークも今週一杯、ということでなんとか耐えぬきたいと思います。本当に今年は酷い目にあったなこんちくしょう!



 で、帰ってきてからとりあえずジェニファーに電話。本当に一方的に語ってしまって申し訳ない! でもすごく的確な指摘をしていただいて本当に助かりました。やっぱり誰かに自分の考えとして話して、なおかつそこでうまくディスカッションをするというのが大事ですね。ありがとう! 本当にありがとう!!>私信



 さて、ということでようやく落ち着いたので以下に経過および精神状態、またそこからの考察について記したいと思います。頑張って簡潔に論理的にまとめる。

 

 まずはじめに、私は高校時代から祖母に(そこまで表には出さないけれど母も)ひたすら教師になれといわれてきました。いろいろ裏事情はあるのですが、とにかく希望として教師になって欲しいとずっと言われていたわけです。が、兄も姉も教師とは別の道を志し、私が唯一教師になれる可能性を秘めた(大学で単位を取得した)状態で残されているわけです。



 なので一昨年院試に落ちたときにまず勧められたのは教師だったし、その後私が公務員受けるって言ったときも教師はないのか、と何回も言われたし、大阪の工業免許しか持っていない私に奈良県の高校理科免許をさっさととれ!と何度も言われていました。私はそれをすべてスルーしてきたわけです。教師になる気はないから、と。



 その後まさかのコネ入社を果たし、期間限定とはいえちゃんと無事に就職を果たした私は一応勉強をするつもりではると明言していたものの、とりあえず姉が落ち着くまではこのままかな、という状態でした。



 そこに母が、再度教師になる気はないのか、と問いかけてきたわけです。母にもまあいろいろ事情はあるわけで、気持ちも理解できるし確かにそういう言葉も仕方がないな、とは思うんですけども。その一言にまあへこみまして。財布なくしたどうのこうのよりもその話題を二日間にわたって言われ続けた事実に押しつぶされたわけです。



 自分でもなぜ今更聞き続けていた言葉にこんなにも落ち込んでいるのか謎だったので、そこからうだうだ考え続けたわけですが、理由として思いつくのは以下の通り。

 

 (1)そもそも花粉症で体調が悪く、また、財布事件によりテンションが落ちていた。

 (2)今私がやっている仕事についてのコメントが一切なく、いつやめるのか、ということを言われた。

 (3)私が母にそんな言葉を言わせてしまう状態だった(かつ、母の言葉に明確に論理的に言い返せなかった)



 (1)は特に説明不要なので割愛します。(食後に薬飲んでたら祖母(not花粉症)に「まだ薬飲んでるんか。早く治しや」と嫌味っぽく言われて泣きたくなりました。治せるもんなら治したいと心のそこから思ってるしそのつもりで耳鼻科に通ってるし私はできることをやっているつもりなんだけど表面上はそうは見えないという事実がどうしようもないよねそうだよねごめんね)



 (2)は、確かに事実なんです。契約期間が定まっているし、いずれはやめなくてはいけない職であるから、そうならさっさと次のステップに進むべきではないのか、という意見は尤もです。そもそも私の仕事自体何をしているかなんて祖母にも母にもまったく伝わってない(伝えてない)し、土日に遊んだことばっかり書いてるし、まあ実際遊んでるし(苦笑)、そんな状態でへらへらしてるんだったらさっさと次のこと考えろよ、というのは本当にわかるのです。



 が、私は1年間今の職場で努力してそれなりに役に立っているという実感を得るまでになり、またそれなりに学ぶべきことも多かったなと思っているわけです。それを完全に無視して話されてしまうと、じゃあ今私がやっていることは全て無駄なことなんだろうか、まったく意味がないんだろうか、と思うわけで。いつ帰っても「実家に帰って来い」or「いつやめるんだ」しか言われないので、まあ仕方がないしそんなものは求める方が間違ってるんでしょうけど、少しは認めて欲しいなとも思うわけです。



 でもまあここは認識の違いですからね。私がどれだけ今の仕事でこんな会議を成功させた、とかこんな事業を動かしてるんだよ、とか叫んだところで評価のしようがないわけですからね。「ふーん、で、いつやめるん?」と言われても仕方ないんですけど、ね。まあへこむもんはへこむ、っつー話で。



 なので、それを受けての(3)なわけです。教師にならないのか、と言われてならない、と答えるわけですが、そもそもこんなことは何回も言われてきたわけですよ。それなのに何故今ここまでへこむのかといわれたら私にそういう隙がある、っていうことなんですよ。それまでは何回言われてもそれに反論するだけの理由と自信があったんです。私は工学部へ行きたいから工学部へ行く(若干の信仰もあったけど)、私は公務員試験を受けるので教員採用試験は目指さない、などなど。



 ところが今同じ言葉を言われたときに、なりたくない!という気持ちが先に出てきて、またその理由についても明確に説明できなくて、また自分自身に対しても甘えがあった事実を見抜かれているようで、そんな言葉を母に言わせてしまったこと、また言われて言い返せなかったという事実にへこんだわけです。



 以上、ここまでは経過および精神状態です。



 さて、じゃあ私はどうするべきか。



 体調に関しては耳鼻科にいって新たに薬をもらってきて、まあそれでもしんどいんですけど少しはマシになるんじゃないかなと思います。あと一週間耐えれば落ち着くだろうし。花粉症に負けたようでそこは悔しいので明日からさくさく動いてやろうとは思ってますけど。し、来年はもっともっと先手をうって対策を練ります。もうヒノキにいいようになんてされない!



 でまあ体調からの流れではあったんですけど、さらに姉の試験前のナーバスな時期、というのも重なってたんですけど、とにかく私は愚痴を言い過ぎました。やっぱり愚痴なんて言うものじゃないです。少なくとも私にとってはやっぱり必要ないや。愚痴を言う=自分が弱いことを認める、ということな気がしてしまうので、どれだけ心の中で思っていてもぐっとこらえて解決策まで考え抜いてから話すべきなんですよ。最近結構友人も含めてぽろぽろこぼしてましたけどね。やっぱりダメだ。



 私がぐだぐだしてるのを見せるのは隙を見せることになるし、隙を見せたら母にその言葉を言わせてしまう原因となるわけで、私が何か次の目標に向かってがしがし動いていたら母は私にその言葉を言わなかったかもしれないし、ね。(まあ多分普通に言ったと思うけど)



 で、教師になりたくないという理由としては単純です。怖いからです。子供も怖けりゃ大人も怖いんです。小・中時代に満足に人間関係を築けなかった私にとっては子供の人間関係ほど恐ろしいものはありません。結局解決することなく卒業してしまったために未だに対処法の正解が見えていないことも怖いですね。あのときこうすればよかったのかな、と思っても実際それで解決できたかどうかわかりませんから。



 そうはいいつつアルバイトとして塾講師も経験しました。そして集団指導を1年間やって私はボロボロになりました(苦笑) 今ならいい経験になったと思えるし、学んだことも多かったし、明確な挫折も体験できたし、やってよかったな、とは確かに思うわけです。が、もう一回やるかと言われたら、もうお腹いっぱいです(苦笑)そのときに散々大人(親)の怖さも知りましたしね。大阪にきて、個別指導のバイトをはじめてからも子供はともかくとして親の怖さは嫌というほど知らされましたし。



 やれと言われれば私は血反吐を吐きながらできるのかもしれません。必死になって身をすり減らしてそれでも頑張るのかもしれません。でも、逆に言うとそこまでしないとできないと思うんです。そしてそれを一生続けていくだけの覚悟があるかといわれたら、今の私には無理だ、と答えるしかないわけです。



 じゃあ私が目標に掲げるものはなんなのか。これは前にも書きましたが契約更改時に考えていたことです。ただそのときは姉のことが落ち着くまでは、ということで一旦保留にしていたわけですが、やはりそれは言い訳でしかないわけですよ。死ぬ気になりゃあなんだってできるわけで、(それこそ私は院試に落ちてから朝5時から夜10時までフル稼働していた)、それをしないのは甘え以外の何ものでもない。



 仕事もやって趣味もやって家事もやって姉の愚痴も全て受け止めて、さらにまだ自分の目標のために頑張ることだってできるはずなんです!(そこで趣味をやめないのがポリシーです)



 ということをひたすらジェニファーに語ったわけです。するとジェニファーがこう指摘するわけです。それで兄さんは明日から勉強するの? 私はこう答えるしかないわけです、しないだろうね。じゃあとりあえず今年の試験受けてみたら? 何かやらないと何もはじまらないよ?



 結論。



 とりあえず宙ぶらりんにしていた奈良県の高校理科は申請します。そして今年の国家?種はもう受付が終了しているので、とりあえず地方上級の化学をいくつか受けてみることにします。受かる受からないは別として、まずはためしで。タダですし(笑)奈良県は今年は化学の募集があるみたいなので(そして日程まで出てたので)確定で。あと化学がありそうなところで近場でいくと堺市奈良市なんですが、日程がまだなので保留。5月か6月あたりに出てくるんじゃないかと思うんでそのあたりから動こうと思います。



 受けるとなったらそれなりに勉強する気も起きるだろうし、その間に姉がどうなるかという結論も出るだろうし、それまではこの路線で行きたいと思います。もちろん仕事も趣味も手を抜かずにね。



 祖母にも母にも申し訳ないと思うけれど、そして教師という職業はとても素晴らしいものだと知っているけれど、それでも私はやっぱり教師にはなりたくないと思うので。もうしばらく心配をかけるかもしれないけれど、おそらく母はこんな私の性格を熟知していると思うし、ね(苦笑)



 ちっとも論理的でも簡潔でもないけど、まあこんな感じです。ちなみに今リクルートで無料の適職診断があったのでちょろっとやってみたら一番の適職は「エステティシャン」でした。一番興味ない職業だなそれ!!!(爆笑)



 今日はここまで。