日本の屋根。

 季節はもう冬ですね。


 あったか羽毛布団に包まれてぬくぬくした状態で目がさめました。ゆっくり目の8時には起床してそのまま朝風呂へとゴー。深夜に男女が入れ替わるのでまた違った露天風呂が楽しめました。ていうかどっちも風呂が広い! そしてやっぱり屋根がなくて景色が山しか見えないのがいい!



 目も覚めておなかの準備もできたところで朝ごはん。当然のことながら朝飯もまずいはずがありません。ボリュームもばっちりで朝からもりもり食べてしまいました。おかずが多かったのでさすがにごはんのおひつを空にするのは無理でしたけどね! 



 チェックアウトが11時とゆっくり目なのでここぞとばかりに館内を散策。昨日は暗くて見えなかったところや気づかなかったお庭の景色なんかがばっちり見えてまた新しい発見がたくさんありましたよ! むしろ明るいときに全貌をみてあまりの広さに愕然とした、というのもありますが。人がいないのとをいいことにこっそり他の客室のぞかせてもらったりして(こら)。でも露天風呂付きの部屋は憧れですよね〜いつか泊まりたい! あと離れの特別室とかね!(でも調べてみたらそこまでべらぼうな値段でもなかった。家族4人とかで泊まれないかな)



 たっぷり11時ぎりぎりまで楽しんだのちに、玄関のところで記念撮影。しかし本当に楽しませてもらったお宿でした。宿自体が観光の一環になるなんてまあないですよね。貴重な体験だったし、ぜひともまた伺わせていただきたいお宿です。リピーターになるわ、これは!(そんな方のためのポイントカードまであります。ビジホじゃないよ、旅館だよ!)



 さて軽く観光してから帰路につこうか、という感じで出発したんですが、昨日一日惑わされ続けたので正直公園や観光地を徒歩でうろうろする元気があまりありません。今日はもう一日ドライブデーにしちゃうかーということで、山の方にいってみることにしました。



 まずは41号をひたすら北上。途中のコンビニでおにぎりなどの軽食を買い込み、ひたすら北上していくわけですが、平日のお昼ということもあってかなりすいすい進みます。が、天気は昨日の快晴から一転して曇り空。そのせいかどんどん気温が下がっていきます。



 中部地方をがっつりドライブするのは(記憶にあるのは)はじめてだったんですが、太平洋側から日本海側への道のりっていうのがなかなか面白いですね! 下呂の方はほとんど雪が降らないらしいんですが、北へ行けばどんどん雪国、って感じになっていくのがわかります。



 158号の交差点で松本方面へ。このあたりからもう雰囲気は全然違います。だって真正面に見えるのがひたすら高い山で、てっぺんは雪で真っ白! 関西はまだまだ雪とは程遠い感じだったのでかなり新鮮でした。一応そのまま長野との県境、乗鞍スカイラインの手前あたりまでいったんですが、そのあたりまでくるともう『凍結注意』だの『チェーン装着場』だの看板がオンパレードで、スカイラインも当然冬季閉鎖中。しまいにゃ雪がちらつきだしたので、手前の道の駅(閉鎖中)でお昼を食べて帰路についたのでした。



 登山で上高地に行ったことはありますが、その場合も夜行バスで直接登山口まで行く、というプランだったんで、遠くからだんだん山が迫ってくるっていう感覚がなかったんですよね。そういう意味ではふもとからどんどん近づいていくのは新鮮でした!



 帰りは高山市街地まで戻り、高山ICから東海北陸自動車道でそのままどん。が、この道当たり前ですけどそのまま本州を縦断するわけですからものすごい高低差+トンネルの数でした! 高速道路標高日本一(1,085m)とかすごかったですもん。雪はちらつくし風もきついしさすがでしたね。ちなみに橋脚日本一(118m)とか一瞬で走り抜けていきましたけど、日本の技術力はすごいなぁと感動しました。都市のジャンクションとか見るたびに人間ってすげぇ、っていう気になります。



 そのまま一宮JCTから神戸方面、途中で京滋バイパスに乗り換えて、京奈和で奈良へ。24号も169号もどっちも混むけどまだ169号の方がマシでしょう、ということで169号にてYちゃんちまで帰宅しました。



 晩飯は近くのYちゃんいきつけのお蕎麦屋さんにてまったりといただき、長かった岐阜の旅は終わったのでした。



 まあ私はそこからぶっとばして車返しにいったんですけどね。でも今回はだいぶ時間に余裕をもって返せましたし、ティーダの走りも快適でかなり楽しかったです。いやぁ、なんちゅうか満足ですね! まあおうちに帰ってきた次の日からまた旅に出たくてうずうずすると思いますが(苦笑) さて次はどこにいくかな!



 今日はここまで。