考察を深める。

大事なことです。


 今週金曜日に開催するサークル忘年会の裏幹事をやることになったので(発起人は友人、私は店決めなど)絶賛参加者募集中なのですが、最初はめざせ7〜8人だったんですが気がつけば15人ぐらいまで膨れ上がっております! 今日明日中には確定するはずなのですが、最終的には16人か17人になりそう? いつものレギュラーメンバー以外も参加してくれそうなのでとっても楽しみです。やっぱり表幹事を友人にやってもらったのは良かったなー。私よりよっぽど影響力がある。

 店との調整をしつつ、久しぶりにつべなどで遊んでいたらYちゃんからメールが。いろいろ話をしたいとのことだったのでそこから久しぶりに長電話に突入しました。向こうのお話をいろいろ聞いた後、せっかくなので土曜日にまとめた考察について聞いていただくことに。お互い議論した結果、ますます私の考察も深まりました。いやー面白かった。

 結局のところ私は小中学校時代に人間関係で苦労したのはそういう特性の違いもあったのかな、と。いわゆる『場の空気の共有』っていうのはきっと小学校高学年〜中学ぐらいが一番如実に出るというか、空気が読めない=同じでないものは排除する、というのがまかり通っていますからね。ものすごく露骨に。グループにおけるリーダー格の好みにより左右され、そのグループ内での空気を共有できるかできないかで関係性が構築できるかできないかにつながるわけですよ。そりゃ私は排除されますよね!(納得)

 ここで難しいのはおとなしくしてりゃいい、ってわけでもないところです。場の空気を積極的に共有しているアピールをしていないと(グループのリーダー格に)共有してるかしていないか表明しないのは共有していないのと同義となり、いわゆる「ひとりだけいい子ぶっている」ということになりかねないのです。特に負の感情を共有するときはね。一生懸命「そうだよね!」って同意して共有していかないと排除されてしまうのです。お前は我々と共有するのかしないのか!みたいな。

 もちろんそうでないパターンもあったとは思いますが、私が一番なじめなかったのはそこかもしれません。まあ昔から私の好みは偏っているというか、変わっていた自覚はありますし、何も考えずに共有していければよかったんですがそこで齟齬が生じてたんですね。本当は好きじゃないのに好きといったり、嫌いじゃないのに嫌いといったり、自分でもそんな気になってみたり。おそろしく気を使いながらグループ内に属そうと頑張っていたんですが、全体的なキャラ付けとして(それもまた『共有』されていたようですが)いつでも切り捨てられる下っ端(=グループ内ヒエラルキーの最下層)からは脱出できなかったわけですよ。いじめるというか、無視されやすかったんですよね。積極的に共有してなかったし、本心からの共有でもなかったわけですし。

 私はずっとキャッチボールをしてると思ってたんですが、グローブとボール抱えていったらみんな喫茶店でお茶飲んでた、みたいな場違い感ですよね。そりゃいじめられるわー。

 中学時代、一時期キャッチボールをしていた時期もありました。キャッチボールっていうか会社の昼休みに輪になってやるバレーボールみたいな? いい形でのボール回しが出来てたんですよね。それまでは良かったんですが、何も気づいていなかった私はそこで調子に乗ってしまい、気がつけばひとり強烈なスパイク撃ってる状況になり、最終的にやっぱり除外される、ということもありました。今から思えば大いに納得です。そりゃ嫌われるわー。

 で、高校でようやくデビューができたのもうなずけます。いろんな人がいたので、キャッチボールする人もいれば、サッカーやってる人もいて、いろんな球技を一緒にやる仲間もいれば、二人こっそり将棋を指す、みたいなそんな関係性がいっぱい築けたんですよね。うん、間違いなく楽しかった高校時代は! それまで私がずっとやりたかったキャッチボールが沢山出来たから! 私が投げたボールを受け取ってくれる人と、私にボールを投げてくれる人が出来たわけですよ!!

 なんとなくそれまでいじめられていた原因として「まわりとは違っていたから」という漠然としたイメージがありましたが、これではっきりしましたね。場の空気の共有が苦手だったからですね。うんうん。

 正直今付き合ってる友人ズはそりゃあみんないい球を投げる子達なので、私は大いに会話のキャッチボールを楽しんで過ごしています。でもそれはあくまでプライベートであり、たとえば会社の先輩とか同僚だとか、これから先発生するかもしれないご近所づきあいとか、保護者会だとか、そういう社会的に仕方がないところはこれからも『場の空気の共有』をやっていかないとどうしようもない、という割り切り方ができそうです。なんだったらそこでその共有を楽しめるところまで持っていきたいですね。どこまで上手く空気が読めるか、とか。数少ないヒントと兆候からどんな球を投げるのかを推察する、とか。少なくとも私の女子知識は皆無に等しいですからね。もしかしたら小中学校時代の再来となるかもしれません。おおお、頑張らないと! 個人で仕事をするならいいけど、チームで仕事をするなら関係性大事ですよ!

 たぶん来年の4月〜6月あたりは関係性構築に向けて空気を読み続ける毎日なんで、たぶん私は全体的に磨耗してると思います、とYちゃんに予告しておきました。そういや3年前、働き始めたときもそうだったな!

 今日はここまで。