歴史を知る。

今の自分を知る。


 昨日は頑張ったから、今日は一日家から出ないぞ! ということでベーグルで朝ごはんを済ませた後は、ひたすらドラマ鑑賞でございます。今年のお正月にやっていたテレ東系の新春ワイド時代劇が、豊臣秀吉の軍師、竹中半兵衛黒田官兵衛の話だったのです。合計7時間にわたっての放送を録画したまままだ見ていなかったものを2人で見ることに。最近竹中半兵衛が気になってしょうがない私なので、かなり楽しんで見れました! まあメインは黒田官兵衛の方なんですが、まさに先生と心配かけてばっかりの生徒、みたいな雰囲気で面白かったですよ。私の中で黒田官兵衛がすっかりまっすぐすぎてタイミングの悪い残念な不憫な人になってしまいましたが。そりゃ半兵衛も気にするよね!っていう。半兵衛はいっそ「天下は別にとろうと思えばとれるし」ぐらいの人だったのでまた次元が違いましたが。竹中半兵衛はあんまり史実が残っておらず伝説が多いのでね。

 間にお昼ご飯でカキのオイル漬けを使ったペペロンチーノを食べて(これが我ながらよく出来た)、午後もひたすらドラマ鑑賞。夕方ぐらいに終わったのでちょっとうだうだしたんですが、結局なんとなくYちゃんがもう1泊していくことに。久しぶりに真面目に晩御飯作った気がします!(豚肉のしょうが焼き、青梗菜ときのこのナムル、たまねぎスライス、味噌汁)

 夜は夜で、これまた録画したまま見ていなかったテレ朝のドキュメンタリードラマの「遺恨あり」をじっくり鑑賞。これがまた良い作品だったんですほんと。時代がちょうど幕末の動乱から明治初期にかけてなんですが、江戸時代には武士の美徳とされていた「仇討ち」が明治維新によって「殺人」として犯罪になってしまった、というあたりの話です。キャストがみんなすごくうまくて、脚本もすんごいしっかりしていて、演出も良かったし、いろいろ深く考えさせられるドラマでした。映画にしても良かったぐらいですよほんと。

 最近すっかり歴史好きになってしまった私ですが、歴史って面白いですよね。一つの事実に対していろんな解釈があるところが。遺恨ありもそうですが、視点や立場がかわるとがらりといろんなものが変化するわけです。二人の軍師では善として描かれていた秀吉も、大河ドラマの江では悪として描かれているわけですからね。個人の主観というものが絶対にどこかに入ってきます。いわんや現在・未来をや、ですよね。学ぶことも反省することも多々あるなぁ、といろいろ考えておりました。とりあえず菊と刀を読もう。あと武士道も読めたら読んでみたい。

 考えることをやめたくないな、と思います。知識に対してだけは貪欲でいたい。

 今日はここまで。