滋賀旅行!!

ごめん滋賀なめてた……。


久々に5時台に起きて旅行の準備して8時に八木駅
Yちゃんにレンタカー案内しようかと思ったけど無理っぽかったので借りて迎えに行く
と思ったら車内がタバコくさい!!!
楽天から頼んだら禁煙の指定ができなかったみたいだ
とはいえ普通は禁煙車用意すんだろ若い女子が申し込んでんだからさぁああ!
いらっとしつつファブリーズ吹いて窓あけたらなんとかなりました
まったくもう
いったん家に帰って浴衣をひっつかんですぐに出発(混乱させてすいませんでした)
ひとまずお茶を仕入れてコンビニでYちゃんと運転交代
助手席ってめっちゃ新鮮だな……
24号線を北上して京奈和、そのまま京滋バイパスから石山ICまで
明らかに不穏な空模様で雨がぱらぱら
うーむ
それまでの経過などをしゃべり倒しつついざ石山寺
詳しくは知らなかったけど紫式部源氏物語の構想を得た寺で有名なのね
仁王さんとおおつ光ルくんにごあいさつしつつ中へ
雨だったけどそのぶん苔がしっとりしててすんごい良かった!
すんごい良かったのが硅灰石。見事な岩が自然の妙で配置されていて
生き生きとした景色を見せてました! いやーあれは素敵!
あれをもとに寺立てたくなる気持ちもわかります。山寺っていいよねぇ。
観音堂毘沙門堂(ここの毘沙門天さんはすごい直立不動でかっこよかった!)を見てから本堂へ
内陣を特別に拝見できるし快慶作の大日如来さんが鎮座ましているというので上がらせてもらう
小さな仏像がいくつかあってそれがまたかわいらしくって素敵でした!
で、目当ての大日如来さんなんですが、これが快慶作……?というような雰囲気。
いやまあいつも見てるのは慶派の天の像ばっかり見てるもんで如来スタイルは久しぶり
こんなだったっけか!と思うぐらいに意外な印象でした。
目がパッチリしててかつなんかこう、のっぺりしているとうか大人しいというか
いやまあ如来だから当たり前なんだけど、慶派といえばザ・造形美!みたいなものかと思ってたので
でも慶派のなかでも快慶さんは大人しめな印象があるのでそんなものかなぁ
あと心木(学術的には貴重だそう)がごろんと置いてあったりいろいろあって楽しめました
如意輪観音さん(ご本尊は秘仏でめったに開帳されないらしい)もなかなか素敵でしたし!
柱に車輪?舵?みたいな回し車がついてたんですがこれは一回回したらお経唱えたっていうあれかな?と勝手に推測しつつ、外に出て景色などを楽しんでました
瀬田川のほとりですっごく素敵なのです! リバーサイドテンプルですね
紫式部開運おみくじなるものがあったのでひいてみたら見事に末小吉(おそらく凶)
「いまは耐える時期です。他人のアドバイスをよく聞いて困難をやり過ごしましょう。いつまでもこの状態が続かないと信じて。」
なんて的確なんだおみくじ!!!
二月堂にひきつづき耐え忍べとのお達し
ええもうそれはもうよくわかっているのよ!!(泣)
ちなみに恋愛:いい出会いはしばらくありません 縁談:焦らないことです だそーです
まあそりゃそうか
仕事:得意先や上司とうまくいきません
なんと的確な!
あまりの的確さに神様に慰められてる気分になる
うん、耐え忍ぶよ……
ぐでっとしつつ裏手の経蔵やら多宝塔やらを拝見しにいく
上まで登ると景色がきれい!
そして梅林があったので梅林も拝見
いつもより遅いのか綺麗に咲き誇ってて良かったです! まさに見頃でした!
やっぱり梅は白が楚々として好きだなぁ
あと枝ぶりが貫録あっていいですよね! ゆきちゃんはかおりが好きだそうです
花ぞ昔の香ににおひける、ですなぁ
ぐるっとまわって最後に大黒堂で大黒さんを拝見し、終了
いやーなかなか良かったです!
お腹がすいた!ということでそのまま駐車場付近のレストランで名物のしじみ釜飯をいただく
うまー!!
ていうかおみおつけがめっちゃうまいよね
ご飯がすすむすすむ
正直食生活が荒れていたので(いろんな意味で)満足のご飯でした
いやーよかった!
そのままゆきちゃんの運転で続いては三井寺
三井寺も立派なお寺です!
比叡山とドンパチやってたってことぐらいしか知らなかったけど
まあ実際ドンパチやってたのでひたすら
比叡山の台頭をよろしく思わないときの権力者さんたちに何度も直してもらってたみたいです
あとやっぱり秀吉にプチっといかれてたみたい(最後に許したらしいけど)
仁王門は権現様寄進で金堂はねねさま寄進でした
大元は天智天皇だし(天武・持統の3人が産湯をつかった井戸があって三井寺というそうな)
歴史ある、そして地理的にもいろいろあるお寺ですな
金堂内部はぐるっとまわって拝観できるようになってました
すげぇ悪い顔した愛染明王さんとかいてめっちゃかっこよかった!!
他にも素朴な木彫りの仏さまとかグッズいろいろとか
時代が新しいのが多かったけどなかなか面白かったです
そして近江八景として有名な三井の晩鐘へ
なんとつかせてもらえるらしいということで別料金払ってつかせてもらいました
なかなか良い音!
これまたお約束な物語(決してのぞいてはいけませんストーリー)の由来があるそうな
いやーよいものですね、鐘も!
閼伽井屋という井戸がその件の井戸
まだ水もありました
そしてそこには左甚五郎作の龍が!
夜な夜な琵琶湖を荒らしたらしく、目に釘が撃ち込まれているというこれまたいわくつきの龍です
さすがですなぁ
まあ左甚五郎自体伝説みたいなもんですが
隣の石庭に首をひねりつつ(見立てには想像力がいりますな)
弁慶の引き摺り鐘をチェック
本当にぼろぼろでした! 奈良時代の作ってんだからすごいですな
イノーイノーってね
あと鍋もおいてありました ごつい!
そのまま一切経蔵へ。これまた回転書架にふさわしい大規模なもの!
これぐるぐる回したらいいんだよねーと思いながらぐるり
珍しく天窓が切ってあるのですごく明るかったです
ああいうメカニックなの素敵!
三重塔を見てから(横パイプみたいな構造が印象的)微妙寺へ
なんだかかわいらしい頭身の十一面観音さんがいらっしゃいました
あと中国のお寺から寄進されたという金ピカの十一面観音さんがいらっしゃったんですが
文化が違うからか時代が違うからか思いっきりゲームのラスボス(FF等)にしか見えませんでした
毘沙門堂がカラフルでなかなかよかったり
観音堂がすごい見晴らしが良かったり(野球の練習の声が聞こえるのがまたよい)
琵琶湖も見えて綺麗でしたよ!
本尊はちょっと見せてもらえなかったんですが
こちらもなかなか広くてぐるっとまわってボリュームたっぷりでした!
さてラスト近江神宮行きますかーってことでいってみたら
近江神宮めっちゃ新しかった!!
ちはやふるで有名なもんで結構古いのかと思ってたら
皇紀2600年記念で昭和15年建立でした
まあ橿原神宮みたいなもんだよね
近代の神社っていうのもこれまたいろいろあるのでしょう
天智天皇が近江京作ったっていうのでまつられております
百人一首の一番目が天智天皇なのでそれにまつわってかるたの決勝が行われているとか
なるほどなぁ
社殿はなので結構新しかったです まあそりゃそうか
そこから天智天皇の語り合いがスタート
劇的な中大兄皇子としての鮮烈デビューから実際に即位して天皇になってからの言動がアレというので
どういう設定で考えればいいのかを熱く語り合う
だって弟(天武天皇)から彼女(額田王)を奪うんだぜ!
皇子時代はさわやかイケメンだったのに気が付けばヤンデレじゃんみたいな
熱く議論を交わした結果、最終的に天智天皇がいとおしくなってくるマジック
中臣鎌足はマスターです ここも正直萌える
天武天皇はハイパーイケメンですよねそうですよね
額田王と3人で幼馴染でいいじゃない
イケメンな弟にコンプレックス抱きまくりな兄でいいじゃない
マスターにそそのかされて鮮烈デビュー飾ったものの弟へのコンプレや母との確執で歪んでいけばいいじゃない
誰も本当の俺のことを分かってくれない的な苦悩とか?
マスターとの関係性とか?
いやーいいね天智天皇! いいよいいよ!(勝手に大騒ぎ)
ということで温泉宿にチェックイン
さすがあぶく銭3万円つぎ込んだだけあってよいお部屋!!
なんと初の露天風呂つきのお部屋!!
わーわー2部屋あるしなんかバーカウンターみたいなのあるよ!!
テレビも2台だしトイレも2つで洗面台も2人分だよ!
すてき!
ひとまずだべったのち持参した色浴衣に着替えてお風呂へ
大浴場と露天風呂でまったりしてたら夕食のお時間
懐石いいよね! 鯛しゃぶうまー!!
おみおつけがやっぱりうまい
めいっぱいいただき部屋に戻ろうとしたら旅館の方々にすごい勢いで浴衣褒められる
えへへへへ
これも浴衣の醍醐味ですよねだって温泉宿だもの浴衣着ないとね!
帯の結び方を復習せねば……
部屋に戻って熱く議論を交わし(天智天皇ストーリーはここでできました)
露天風呂に入ってみる
寒いけどやっぱりいいねー!
琵琶湖の景色もいいですし!
ただし雄琴温泉は一昔前の歓楽街(正しく)って感じでこれまたレトロな感じでした
いやーいいわー
寝る前に最後に温泉に入って就寝
やっぱり温泉こなきゃだめだよ! 半年に1回は必要だよ!!