基本が一番難しい。

初心忘れるべからず。


1時半ぐらいに寝たらジャスト6時半で素晴らしい目覚めでした。まあ結局薬の効き目が今5時間程度、ってとこなんですけどね。ちょうど姉が駅まで送ってほしいといっていたので朝から送迎してあげました。そういや先月もそんなことしてたような……?

実家はいつのまにかいねかりが終了しており(私の誕生日は基本的にいねかりの季節です)、本日はうすひき(乾燥した米の脱穀作業)。本来なら手伝わないといけないところですが、お茶のお稽古+夕方から梅田でライブという予定のため時間まで二度寝をしておりました。二度寝するとやっぱり浅いんですよねぇ眠りが。まあそこでは深い眠りを期待してるわけでもないので別にかまわないんですが。

13時からお稽古でいつもより30分早いので、10時半に起きてカレーうどん作り始めて11時半ごろに昼食をとり、そこから荷物整理して化粧して髪の毛アップにして着ようと思ってた着物や帯や小物類をまとめた時点で12時10分。12時半には家を出たかったのでこれはやばい!!と久々に大慌て着物を着ました。着物自体はわりとすっすと着れたんですけど、夏の間ずっと浴衣で半幅帯ばっかり結んでたので久々の名古屋帯と格闘。一瞬あれ最初ってどっからどうスタートすればいいんだっけ!?ってなって焦りました。本当に3ヶ月着ないだけでこんなに忘れるとは! やっぱり定期的に着ないとだめですねぇ。でも秋ということでお気に入りの紅葉の帯を締めましたよー。大慌てだったんでいろいろ節々がおかしかったですけど☆(まあお稽古だけですしね)たぶん最短記録23分ぐらいで着たんじゃないかと思います。

お茶は10月ということで中置き。風炉なんですが、より炉に近づいてくるという意味で水指の位置と風炉の位置が左右反対になります。それだけで結構お点前的にもちょっと混乱しちゃうんですけどね。1年に1回しか回ってこないお点前なもんですから(苦笑)でも久々に基本の和物のお濃茶と基本のお薄やった気がします。ものすごい基本なのに結構いろいろ忘れてたりしてそれも焦りました。なんでもやっぱり初心に立ち返るというか基本を大切に、ですよね! 所作の緩急とか、見栄えとか。着付けに関してもここはざっくりでいいけどここはしっかり気を使って締める、みたいなところがありますもの。なんでもメリハリですよね。

胃腸に謝ってるところなのでお濃茶もお薄も1杯ずつにしておきました。お濃茶ってブラックコーヒーなんかと比べてより胃にガツンとくる飲み物ですからね!(おいしいけど!)

で、帰って今度は大慌てでまた脱ぎ捨てて小物片付けて荷物まとめて母に送迎以来。本当に毎度毎度あわただしくてすいません、という話をしていたら、ひょんなところから母が実はホームズ派ではなくポアロ派だということが判明。まさかの27年目の真実ですよ母さん!! しかもポアロがベルギー人だっただなんて!!(なんか勝手にフランス人だと思い込んでいた)正直アガサ・クリスティの作品は数えるほどしか読んでないんですが、なんていうかアクロイドとかオリエント急行とか、確かにすごいんだけどこう、ちょっとなんかそのオチは卑怯じゃない!?っていう気がしないでもないというか(ごにょごにょ)まあすごいんですけどね、普通に。

駅でYちゃんと合流していざ今度は梅田へ。ここ1年ですっかりファンになってしまったDrakskipさんのライブであります。今回は梅田のボダイジュカフェというカフェで、ソファに座って聴くというスタイルでした。音響に関してはやっぱりライブハウスがいいんですけど、ご飯が食べられたりソファでゆったりできるっていう意味ではカフェでもありですね。単独のライブは久々だったので楽しかったです!

その後はもはや定番となりつつある天王寺のスペインバルへ。Yちゃんがかなり酒に興味を示していてあれこれ飲みたがるので、今回はシェリー酒に挑戦してみました! 初めて知ったんですけどシェリーって白ワインに分類されるんですね! しかもスペインのアンダルシア地方の限られたところで作られたものだけがそう呼ばれるそうです。そして白ワインを熟成させて、いわゆる古酒のように寝かせるタイプのものらしいですね。なので見た目は琥珀色だし香りもブランデーみたいな香りがします。味も、説明書きではすっきり辛口と書いてあったんですが、散々辛口の酒ばっかり飲んできてるのでやっぱり香りからするとそれでも甘めかな、という感じです。料理に合わせるというよりも乾きものと一緒にちびちびやるものですかねぇ。

すっかりお酒の世界の扉が開いてしまったYちゃんなので、今後に期待であります。いやー一緒に飲んでくれるようになって大変にうれしいよ私は!!

帰ってきてからライブで売ってたDrakskipのパーカッションのなべさんが参加している別ユニットのCDを聞いてみたんですが、アコーディオンとパーカッションだけのデュオで、その名も「とまとなべ」っていうユニットなんですけど、RPGの冒険からはじまりリコピンの良さを訴えられ、アラビアンナイトな気分になり小アジアやマタドールな雰囲気で最後にヒゲと恋の歌でエンディングを迎えるというなんともいえない斬新なCDでした。頭からリコピンの歌が離れないよ!!!

今日はここまで。