アコーディオンの可能性。

アグレッシブで無限大。


 朝から久々にそわそわというか会社に行くのが怖い、という感覚で結局弁当をスルーして、高鳴る動悸を抑えつつ出勤しました。休暇開けてから何回も連休挟んでるのにこんな風になったことがなかったので、なんだこれは、ぶり返しか!?と思うぐらい夏以来の憂鬱感だったんですが、自分で分析したところ、どうやら今日の夜に遅れてはいけない予定があるのにもしかしたら残業が発生して間に合わないかもしれない、ということに対する不安感だということが判明しました。たぶん仕事に対する不安とか課長に対する不安とかはあんまりないんですが、もしかしたら間に合わないかも、なんか突然イレギュラーな事態が起こるかも、ということに対してはとても不安なようです。だって可能性がゼロではないから! 飲み会とかなら多少遅れても大丈夫って思えるんですけどね。時間とかが決まってるとね。

 実際仕事始めてみれば変な動悸も不安感も治まったんで良かったんですけど。しかし今日も今日とてくるくる働いているんですが、若干やりすぎ?な気がしなくもないかな、と。いや結構仕事してしまってるんですよ変な話。でもできちゃうっていうのも事実だしな……というジレンマです。なんかやっぱり適当に手を抜くっていうことが苦手なんだろうな、私! 無理してやってるわけでもないのでね。

 でも実は扁桃腺の腫れはまだ続いてて朝は喉がえらいことになってるし、これは風邪云々ではなくて疲れやストレスからきてるのかもしれないというのは否めないわけで。そうなると体からのサインということになるので、これはちょっと休め、ということなの?と思ったり。でも寝ても寝ても治らないんですけど! 実は寝れてないとか!?(もう何がなんだか)

 まあ仕事は無事に定時で終わったのでちゃっちゃと上がって難波に移動できたんですけどね。今日は無理だけど明日は薬増やして早めに寝ようかなぁ……。

 ちなみに今晩はいつもいってるDrakskipのパーカッション、ナベさんと、ザッハトルテというこちらもインストバンドアコーディオン、都丸さんのユニット「とまとなべ」さんのライブです! 実はDrakskipさんのライブに行ったときにとまとなべさんのCD(その名も「闇鍋リコピン」)も購入していて、その時からRPGからのSFという凄いある意味はっちゃけた音源が気に入ってたのですよ。で、大阪にきてくれるというし、しかもYちゃん一押しのフィドル弾きの功刀丈弘さんというお兄さん(おっちゃんですけど)が一緒っていうのでね!

 しかも場所が絵本カフェだったんですが、すんごいこじんまりしてて15人も入ったら一杯っていうそんな小さな箱でですよ! もうステージっていうか普通に目の前でアコーディオンとパーカッションとフィドルがはっちゃける上に3人ともすんごい腹から声出して歌ったりするしとにかくめっちゃ楽しかったのです! 大人の悪ふざけ、大好きだ!! MCも自由奔放で一番年下のナベさんが唯一の良心というね。都丸さんと功刀お兄さんにしゃべらしといたら延々オチもなく続いていきそうですもの。ていうか都丸さんがまずモヒカンでアコーディオンをかき鳴らしてるあたりからもう大人しくない大人ですよ!

 アコーディオンを間近で弾くのを見たのは初めてでしたが、あんなに可能性を秘めた楽器だということを初めて知りました。いや、ヨーランのリコーダー聞いた時もリコーダーってすごい楽器なんだな……ってなりましたけど、アコーディオンもやっぱりなりました。ていうか超高速の速弾きとか、あれを全部左手の運動で空気入れて音出してるっていう事実に対する驚愕とか(電気とか一切使ってないのにすごい電子音ぽい音出たり、かといえば人の声みたいな音で歌ってたりするんだぜ!)アコーディオンすげぇぇぇ!ってなりましたよ。でも音色は完璧にヨーロッパの石畳の路地を連想させますね。マドリッドの街中で聞いた音楽を思い出すなぁ……!

 ちなみにナベさんも豪快にはじけてらっしゃいましたが、こちらはタンバリンの可能性だとか小松菜のタネの可能性だとか、とりあえず叩けるものはすべてリズムを刻むのだということを思い知ったり、功刀お兄さんの艶たっぷりの弦に聴き惚れたりしておりました。やっぱり楽器って弾く人によって音色が全然違うんだなぁ、ということを実感します。Yちゃんがとにかく功刀お兄さんのファンで、ついうっかりアルバムを衝動買いしてたので後で借りようと思います。

 とにかくこじんまりしてて全員身内みたいな一体感で、一緒にライライ歌ったり、叫んだりして楽しい時間でした! 終わった後記念撮影もしてもらいましね。とりあえず今度はザッハトルテさんを聞いてみたいなと思ったり。こうやって芋づる式に手を出す範囲が増えていくんですね(笑)

 今日はここまで。