鼓動と拍動。

体が震える。


 本日は久々の和太鼓コンサート!ということで過去の日記を漁ってみたら2008年の1月ぶりのようですね。やはり5年ぶりか! 普通に大学4回生で進路でうだうだしているあの時期に行ったきりだったようです。そういえばミスドで夜10時までぐだぐだしてたなぁ……(そのときの結論は『耐えねばならんのだよ』だった)。

 Yちゃんがお昼ご飯にイクラ丼をご馳走してくれるというので喜び勇んで11時ぐらいにYちゃんちにお邪魔。一応開場13時だから12時すぎぐらいにいけばいいかなーとご飯たべてちょっとまったりしてから行ってみたら、長蛇の列!! 実は今回のツアーは20周年記念公演で、全席無料のカンパ制だったのですよ。桜井市民会館だしそんなにだろうと思ってたらところがどっこいすんごい人でした。一応定員1200なんだけど入れるかな……と不安になるほど。いや甘く見てた……! とにかく入れたらいいよね、ということでなんとか並んでたんですが、うまく真正面の後ろの席を確保することができました! ほっと一安心。ちなみに和太鼓に限らず音楽を聴くときはやはり正面の席が良いと思うのです。多少後ろでも音の響き的に音は前にとんでいきますからね。

 でまあYちゃんが最近やさしい会計学なる本を読んで会計学について学んでいるというのでいろいろ聞いてたんですが、私も父親から習わぬ門前の経を多少聞きかじっていたりするもので、会社経営について熱く語ってしまったりしつつ開演まち。いやだって父親が本当に頑張ってるのわかるし大変そうなんですもの! なんか父も兄も大変だよね、って帰るたびに思います……体が一番大事ですよお父さん……(真顔)。

 で、本編の和太鼓はそりゃもう5年ぶりの熱い鼓動を堪能させていただきました! 倭さんはもともと橿原の十市神社というところで奉納の太鼓をたたき始めたのがきっかけらしいんですけど(めっちゃ実家から近くてびっくりする)今や世界51か国でコンサートを行ったすごいグループに成長してすごいんですよ! 太鼓だけではなく光や舞台効果の演出、掛け合い、太鼓を叩くパフォーマンスまで含めてエンターテイメントショーとして見事にまとめてらっしゃるなぁと思います。世界で受けようと思ったらやはりそうでなくてね!と思いますもの。

 まあもともと和太鼓は神社とか雅楽とか宗教的ものから派生した楽器ですからね(そういうと大体の楽器がそうな気がしなくもないですが)。それをライブパフォーマンスも含めて「人を楽しませる」ことに念頭をおかれて作られたコンサートはやっぱり楽しいですよ! まず太鼓の音がどどんと腹の底に響きますからね。会場ごと揺れるし客席も揺れるし客も一緒に響くというか。心臓の鼓動とシンクロして心地よさを感じるのは和太鼓だからだと思いますよ。低音がたまらん!

 そして何より太鼓をたたくパフォーマーたちの肉体がね! 盛り上がった筋肉に飛び散る汗、キレのある手足の動き、計算されつくした複数人での演舞、とにかく見応えがありましたし、私がそんなこというのもおこがましいですが素直に5年前と比べてレベルアップしてるなぁ!と思いましたもの。その頃は三味線とかも軽いアクセント程度でしたけど今は完全にモノになってましたもんね。「ちりとてちん」とかそんな軽いもんじゃないですよ。あれこそ「じょんがら」ってもんです。いやぁ派手なのはいい!!

 まったりした演奏の部分はあまりに心地よすぎて思わず夢の世界にとびかけたりしましたが(何回かカクっといった/f分の1のゆらぎがね!)最後は客席の手拍子と一体になって最高に楽しい時間をすごさせてもらいましたよ。いやー楽しかったなぁ!!

 一応カンパ制だったのでちょっと安いかなと思いつつお札を投げ込み、Yちゃんちに帰宅。ちょっとおしゃべりしてから晩御飯にカツ丼を食べに行きました。そっから22時まで延々会話してたんですが、どうでもいい話から真剣な話まで。まあいろいろ話し合って結局『だいたいのことは金で解決できる』が結論でした(笑)いや、5年前に比べたらこれもレベルアップしてるよ! いろんな意味で大人になったよ!! いやまあね、結局のところ心の余裕とか時間とか健康とかそういうのってお金でかえるよねっていう話で。お金で買えないものもたくさんあるし大事にしたいけど、お金で解決できることもたくさんあることは事実なんだもの。明日からも頑張って働かねば!

 今日はここまで。