落差が激しい。

とりあえず落ち着きたい。


 朝7時半起床で姉を叩き起こして渋る姉に朝ごはんを食べさせて身支度整えて8時半には家を出ました。本当はレディースデーまで待つつもりだったんですが、どうしてもプラチナデータが見たくなりましてね! 我慢できなかったのですよ! 東野圭吾作品は兄弟と容疑者Xと流星の絆ぐらい?しか読んでないんですが、やはりニノちゃんとトヨエツで東野圭吾で……ってなったら間違いない予感しかないじゃない。前フリの番宣でも完全にニノの存在感がハンパないことはわかってたので期待大だったのですよ。で、原作未読で突入した結果。がっつりネタバレ。


 役者二宮和也がすごすぎてもう……! っていうのが率直な感想です。いや私はニノちゃんが大好きだけれどもそれを凌駕してくる存在感が凄くて終わったあとしばらく呆然としてました。トヨエツが渋いのは自明の理なのですが、ニノちゃんが、ニノちゃんがすごくてね。神楽⇔リュウのゆらぎもそうだけれど、ひとつひとつのしぐさやセリフや空気感が違和感なく凄くてね。いやもう役者さんたちの大勝利だと思いました今回。

 ストーリー的には結構いろいろ突っ込みどころも多いのですが、それを上回る役者の存在感でしたもの。近未来っていう設定はピンとこなかったし、ちょっと盛りすぎかな、っていう設定もいろいろあったし、一番どうなのって思ったのはラストシーンなんです。いや確かにリュウの選択肢としてはわかるんだけどそれはやめてほしかったというか、それは理由にならないっていうか、ぶっちゃけ主人公が誰かを殺すのは嫌なんですよ!!!(きっぱり) どんな理由があろうとも、正当防衛だとしても、それでもやっぱり主人公が誰かを殺すシーンは見たくないんですね。これは私の趣味趣向の問題かもしれませんが。犯人が自殺するパターンのミステリーも嫌いだし、それを止めない主人公も嫌いなんです(だってそれは殺してるのと同じだと思う)。そこだけがどうしても呑み込めなくて、だけどそれをやってしまったリュウが悪いとも思わなくて、ストーリーそのものにうがあ!ってなりました。だって殺してほしくなかったんだ、あそこで!

 いやでも本当に役者さんたちはすごかった。ていうかニノちゃん独り勝ちな気がしました。きちんとニノを前に出してくれるトヨエツがもっとすごかったのかもしれませんが、とりあえず浅間と金網越しで写真を見ながら会話してるシーンの神楽⇔リュウとかすごかったですね。あれがアドリブだとしたらもう戦慄しかない。ニノすごい。ニノこわい。

 で、いろいろ荒ぶったので気が付いたら本屋で原作買ってましたよね。いや久々に新品で文庫買った気がします。のぼう様は立ち読みで読む時間があったから読み切りましたけど、時間がなかったんだもん!

 お昼に担担麺をたべ、一応落ち着けどうどう、ということでいったん喫茶店に入って整理。とりあえずほぼ固まってはいましたが、もう一度保険関係の資料をまとめて整理です。で、いざ15時からは保険の窓口へ!

 結論からいいますと、医療保険+がん保険+生命保険を3本まとめてメットライフアリコさんと契約することにしました! 医療保険+がん保険は確定だったんですが、生命保険をどうすべきかっていうのを迷ってまして。でも生命保険と考えずに長期の貯蓄って考えたらやっぱり今入ったほうが確実にお得っていうのがあるし、私はたぶん強制的にじゃないと貯蓄をしない、という自信がありましたのでね! 互助会貯金の年利は確かにいいんだけど、やっぱり税金がかかりますよねって話で。そう思うと長期的に見たらトントンっていう話で、互助会貯金自体はやってもいいと思うし好きな額から始められるので、それは短期的な貯金(たとえば結婚資金だとか)っていう考え方でいいんじゃないかと。20年後の私のために今、始めよう!的なね。保険料は変わらないし、保障は一生涯続くし、分割解約もできるし、それならばそれで、と思ったのです。正直今の私にはちょっとキツめな額ではありますが、だがしかし長期的な視野を持つならばいつ入るか、今でしょ!ってなりました。うん。悔いはないよ!

 帰ってきて母にそのことを伝えようと電話したらものすごい晩飯準備時だったのでいったん切って夜にかけなおすことに。ならば私はプラチナデータの原作に取り組むわ!ってことで一気読みしました。


 原作は純粋なる近未来ミステリーでした。なんか安心感がありました(笑) そうだよねただのミステリーだもんね! 映画はいろいろ脚本的にのっけてきたし、ハイライトのポイントをずらしたかったんだな、と思いました。でも映画は映画で悪くはないと思いますよ。神楽と浅間の関係性とか、断然映画の方が好きですもん。原作はやっぱり神楽=リュウとスズランの関係性になってきますもんね。

 神楽のキャラクター的には原作の方がしっかり描いてくれてるぶん良かったです。でも映画で表現しきれてない部分とかをきっちり原作が補完してくれたので、それをベースにもう一回映画を見たいなと思いました。

 で、肝心のラストなんですが、全然違うやないかーい!と思いました。結果としては同じなんですがそこに至るプロセスが違うんですよ。原作はそもそも神楽だし正当防衛だし! まあ水上教授の動機というかマッドレベルが原作は結構安易な感じがしてしまうのは否めないので、そういう意味では映画の水上教授の動機の方が……いやしかしなぁ。どっちもどっちかな。でも筋が通ってるのはやっぱり原作だと思います。一応映画も帳尻は合わせてるんだと思うんですけどね。やっぱり映画としてはそこはそんなに掘り下げない感じだったので。人間ドラマとしては映画の方が格段に上なんだけど、でもミステリーとしてはやっぱり原作かなぁ、という印象です。ただどっちももちろん面白いので満足ではあるんですけどね!

 時間が来たのでもう一度母に電話。きっちり報告し、父にも一応報告。生保はいらんのちゃうか、とは言われたんですけど貯蓄性を考えるとね。父は生保は掛け捨てでいいって言ってたんですが、たぶん時代が違うんだと思うんですよね。生保を生保として考えると確かに掛け捨てで問題ないし今の私には不要なんですが、貯蓄として考えた場合はやはり今の経済状況だと銀行の定期とかよりは断然こっちの方がいいと思ってしまうわけで。どっちかというと貯蓄に一応保険がついてるよ!なイメージです。まあ一応60歳〜70歳ぐらいまで生きる前提でいるのでね。そう考えるとね。

 あと全てをクレカ払いにしたのでポイント1%が付与されるのはいいんですが、問題は普段使ってるメインバンクから引き落とされてしまうこと。年払いにしたので一年に一回ドーン!と払う時がくる、というイメージなのですが、貯蓄用の口座はまた別の銀行口座なのですよ。で、同じ支店で複数口座って作れるよね?ということに気づいたので、同じ銀行で貯蓄用の口座をもう一個持とうと思います。それなら金移動させても手数料かからないし、ネットですぐできるし、カードはどこか別の場所に保管しておけばそうそう引き出したり使ったりすることもないだろうし。ということでそれを今度どっかのタイミングでいかないとですね。平日どっかで半休とって行ってくるかー。

 ということで今日の目的はいろいろ果たしたんですが(そういえば朝から姉にBBCのテロ映像を見せられたんだった/マーティンのかっこよさにほれぼれした)、明日を思うと憂鬱にならざるを得ないのは仕方がない! ということで心の安寧を保つために昔のDVDを引っ張り出して伝説の「俺の千葉」とかを見て心を和ませていました。俺千葉見るだけでなんかいろんな意味で幸せだし世界は平和だ!という気分になれると思います。大丈夫明日をきっと乗り越えられる!

 今日はここまで。