世界が違うということ。

理解を強要するわけではない。


 本日から集中講義でかつ教授会!ということで朝早めに出勤して講師の先生をお出迎え。いろいろ案内して始まって早々に、試験の関係で先生から相談があり、結構ややこしめの案件で右往左往することになりました。先生と先輩の間で調整してたんですが、久々に面倒な板挟みになりました。なんだかいっそこの感覚が懐かしかったり(苦笑) 係長には軽く心配?されたりもしたんですが、まあ前職時代も含めて基本的に何かと何かの板挟みになることが仕事みたいなもんだったので、あまり気にはならないですね。どっちの言い分もわかるし、納得できるし。そう思うと調整という仕事がストレスなのではなくて、やっぱり人の問題なんだよなぁと思います。まあ今更ですけど。

 午後は教授会で、久々に来た先生方にあれこれ連絡事項を伝えたり。顔と名前があやふやだった先生もなんとかこれで一致しました。あとは非常勤講師だな!

 帰ってきてからパスタを作って食べて、本当はあれもこれもそれも、といろんなことが山積みだったのにうっちゃって携帯いじってごろごろ。もういいやこのまま寝てしまえ、と寝る体制に入ってからなんだか罪悪感がむくむくと湧き起こってきて、やるべきだったいろんな幹事関係の連絡をしておりました。結局来月のサークルの同期の結婚式にお祝い創作本を発行することになりました。まあ元部長としては取りまとめはしないといけないですしね。今更創作できるかどうかが一番不安ですけど。あと友人Aの結婚式の2次会の幹事も頼まれているのでそっちの方もあれこれやってきそうです。まあ幹事ができるぐらいになってきたということはいいことだ!

 そして一番びっくりしたのがおそらく10年は連絡をとっていないであろう小学校(中学校)の友人から突然メールが来たこと。プチ同窓会的なものを企画?しているらしく、まさかのお誘い。一応予定は空いていたのでOKしたんですが、正直小中学校時代にいい思い出がないので、どうなるのか若干不安でもあります。まあさすがにみんな変わってるし、純粋に思い出話になると思いたいけど……。ていうかもうみんな普通に子供とか居たはず。

 ネット上のとある記事で読んだ、高学歴の世界とそうでない世界の差、というのがあって、住む世界が違うというのはリアルにあって、おそらく私は地元の友人たちとは住む世界がそもそも違うんだろうな、と思います。うちの親戚はみんな当たり前のように大学を出ているし、それが普通の世界だけれど、小学校の同級生たちの中では大学に行ってるのは珍しいし、みんな行ってても短大か、専門学校。28歳ならもう2人ぐらい子供がいて当たり前、の世界だと思うのです。

 私に憧れてくれていた学生と話をしたときも、おそらくそもそも住む世界が違うんだろうな、というのは肌で感じました。でも私は学歴でわかれていないコミュニティを多少は知っているので(主に広島で出逢う人々)、相手の世界を否定はしないし、こちらの世界を卑下するつもりも自慢するつもりもなく、フラットな気分(まあ多少は自己肯定が強いかもしれませんが)でいるつもりです。でもやっぱり普通は知らない世界に対しては偏見があるし、嫉妬するか否定するかするだろうし、そういうものでもある、というのも理解したいなと思います。

 小学校のときの友人と会って話すのも、またひとつ私の知らない世界を教えてもらえるかもしれないし、過去の自分と向き合うきっかけになるかもしれない、ので。楽しみにしたいと思います。もうトラウマはない、と思う。たぶん。

 今日はここまで。