ふわっとした生き方。

いっそ考えさせられる。


 朝から二度寝をして成績表に先生がことごとく間違った記載をしてきて提出期限までに修正間に合わないよキー!という夢を見て目が覚めました。順調に仕事に追われているようです。私の脳は相変わらずリスクマネジメントにいそしんでいるようですね。。

 さて今日も今日とて入試の準備&印刷物の校正にいそしんでいたわけですが、お昼は組合の集まりがあり来年度の役員決めというなんとも気の重い話を聞き(なんか続投な雰囲気がしなくもない)、午後は件のバイト君の面接報告などを聞きながら作業をしていました。

 バイト君は面接が苦手で、たいそう緊張して、聞かれた質問が考えたことのないようなもので、まったく答えられなかった!と嘆いておりました、が。何聞かれたの?と尋ねたところ「教育機関として(彼は大学職員をめざしてます)今後どのような人材を輩出していくべきだと思いますか?」というどう考えても定番の質問ですねそれ!というものだったそうです。

 私の中ではもはや彼の思考回路は一周まわって興味の対象と化しているのでいろいろ聞いてたんですが、当然ながら彼はそもそもそういうことを考えたことがなかったわけです。で、今考えてみたらなんて答えるの?と聞いてみたら、やっぱり答えは返ってこないわけです。たとえば、とまたあれこれ思考の手助けに段階的に質問を投げかけてみたんですが、結局「そういう質問って現実をつきつけられますね」というなんとも言えない感想でしめられてしまいました。我々は、現実の中に生きているのでは、ないのか!(驚愕)

 そもそも君が働く理由はなんなのさ、と聞いてもぼんやりしているし、働きたくないの?と聞いてもそういうわけじゃない、と答えるし、他の仕事で面接受かったケースもあるらしいんですが、給料が思うほどじゃないらしく辞退したとか。金を稼ぐ動機も理由も稼がないと困るという危機感もないんじゃそりゃ全体的にふわっとしとるわな、と結論づけたのでした。

 今のお仕事も彼的におそらくふわっとしているので、ちょいちょいミスはするし、ミスを指摘しても改善される様子がないので、いろんなものがふわっと流されて、「現実ではない」ところで生きているんだったらそりゃあ現実主義の私の言葉なんか届かないんだなぁとしみじみしたのでした。彼は現実を見なくても困らないのだし、生きていけるのだもの!

 なんだかぐったりして結局準備も19時半ごろまでかかり、帰宅したのでした。晩飯も疲れすぎててラスクと牛乳という軽食で終了。明日いけば、とりあえずいったんは休みだ!

 今日はここまで。