石垣島ダイビング最終日。

リゾートからの。


 ひどい喉の痛みで目が覚めました。完全にこれあかんやつや、とわかるぐらいののどの激痛で、乾燥とかそんな生優しいものではなく、まあ体もだるいし、どう考えても熱が出る予兆なんですけどそれはそれとしていざ最終日の観光へ。

 もともと竹富島に行こう、という話だったので朝食を激痛に耐えながらとり、チェックアウトしてフェリー乗り場へ。竹富島はたまに教科書問題でちらっと話題になるのを見ていた程度で全然知らなかったんですが、景観を保存していわゆるみんなが想像する「沖縄」観光ができる場所です。星の砂でも有名ですね。

 港に降りるとすぐに水牛観光の迎えの車が。新田観光と竹富観光、両方とも予約なしでも乗れます、ということでどっちにしようか迷ったんですが、新田観光さんの方でお世話になることにしました。

 中心部まで送迎してもらい、水牛車へ。のんびりおっちゃんが案内してくれるのを聞きながらぐるっとめぐります。竹富島の歴史プラス、現代に抱える問題も。景観の保存と簡単に言っても当たり前ですけど住民の並々ならぬ努力があってこそ成り立つものだよなぁとしみじみ思いました。実は後半には水牛反対の文字がベニヤ板にペンキで大きく書かれた看板が大量に出てきて、かなり観光客にとってはショッキングな光景が広がっています。でもこれはこれで問題を認識してもらうっていう意味ではアリなのかもな、と思ったりします。

 帰ってきてからあれこれ調べてみたのですが、星野リゾートの問題も水牛車の問題も教科書問題も、当たり前ですが根が深い。でも小さな島の小さな問題ではなくって、明日は我が身かもしれませねぇ。

 戻ってきてからはレンタサイクルで島内観光。小さな島なんでぐるっと一周するのもそれほど時間はかかりません。星の砂を探してみたり、展望台に行ってみたり。天気もすこぶる良く日差しが暑くて大変でしたが、なかなか良かったです。なにより海が本当にきれいでね……! この景色はプライスレスだなとしみじみ思ったのでした。

 帰りもフェリー乗り場まで送迎してもらい、石垣島へ。結構ギリギリだったんですがなんとか空港にも無事にバスで間に合いました。土産もかなり駆け足で買い込み(まあどうせまた来るだろうという気もしてますが)飛行機。帰りはもちろん爆睡でございました。

 関空に到着し、もうその頃には体調に関してはあきらめがついていたのでポカリを買い込み、荷物や洗濯もそのままで布団へ。明日までに意地でも治さないとやばい!

 今日はここまで。