見上げてごらん。

いつも月夜に米の飯


 若干の二日酔いの中で荷物をあれこれまとめ、実家に帰還。早速ポルトガルの報告およびお土産などを渡しておきました。報告すべきことが何もないという報告で残念ではありますが、今後とも引き続き多角的に活動を続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします(一礼)。

 で、午後からはZちゃんとおでかけなので車を借りていざ五條市へ。星のくにへ行きたいということだったので久々のドライブです。待ち合わせは五条駅で、とのことだったんですが、何せJR和歌山線ですから1時間に1本とかそういうレベルのところなのでなかなか大変だったようです。でも未だに和歌山線はちゃんと乗ったことが無いので一度乗ってみたい気はしますけどね。

 14時を過ぎていたので、とりあえずお茶でもしますかということでカフェさがし。食べログやらぐるなびを頼りにしばらくうろうろしてたんですが、なんとか国道沿いにカフェ発見。なかなかおしゃれな感じの女子がすきそうなお店だったんですが、まったく分煙されていないのが田舎って感じですね!

 しばしポルトガルの報告でだべってから、いざ星のくにへ。あの台風12号の被害で一時期営業を停止していましたが、再開してからは初めてなのですごく楽しみです。しかも今日は天気がいいですしね!

 チェックインしてしばしだらだらしてから、先に晩御飯。懐石をもりもり食べて、夜8時に天文台に向かいます。

 メインの天文台では、土星をデジカメで撮影するという別のイベントが行われていたので入れなかったんですが、第2天文台で、こじんまりとした観察会となりました。星のくにの望遠鏡のほか、係の方が個人所有されている望遠鏡も設置されてました。

 一緒に参加したのは小さい女の子2人を連れたご夫婦と、年の差カップル?夫婦?なのかおっちゃんとお姉さんの二人組、私たちの8人。係のおじさんがそれぞれ目的のものを望遠鏡に入れてくれて、それを覗くという感じでした。

 事前に私は母にならってスマホに星座版アプリを入れていたので、それを使って夜空を見上げてたんですが、アレ本当に便利ですね。何せ設定不要でとりあえずそのままかざせばそこにある星が全部わかるし、ズームできたりするし、とにかく簡単便利。知ったかぶりも簡単です!

 望遠鏡にスマホのカメラをくっつけて、うまくやれば写真撮影も可能ということで、月の写真も撮らせてもらいました。我ながら奇跡の一枚がとれたのでこれまた文明の利器はすごいなぁと思います。フィルムカメラで撮っていた人の苦労がしのばれますね。

 そのほか星雲や星団なんかも見せてもらってたんですが、やはり月がすごく明るかったので星は少し見えにくい状況でした。それでも十分楽しかったですけど! ただ山ですのでだいぶ寒かったですけどね……。次からはもっと気合入れて防寒しないと。

 戻ってきて冷え切った体を温泉であたためたんですが、本当に、温泉という文化は何よりすばらしいと思います。なぜ欧米人が風呂に浸からずにいられるのか不思議でしょうがありません。こんなに気持ちがいいのに!!

 風呂上りには持参したビールで乾杯し、ほろ酔い気分で就寝したのでした。いやぁ日本の旅館はすばらしい!

 今日はここまで。