ここらで手を打つべきか。

特に不満はないが。


 10時に上本町都ホテルロビーにて待ち合わせ、とのことだったので向かってみたら、おじいさんがいらっしゃいました。今回のお話はこのおじいさんが突然実家を訪ねてこられたところからはじまっているのですが、そんな謎のおじいさんと初対面でご挨拶。今日はよろしくお願いしますーという話をしていたら、先方もおばあさんと一緒にいらっしゃいました。ということで4人でお茶。

 おばあさんが結構話題を振ってくれるにも関わらず全部おじいさんが回収していくという不思議なトーク形式でしたが、あれこれ聞いているうちに推測するに、相手の方が年齢が近い姉ではなく私のほうを指名したのは占いによるものだということが判明しました。どうも昭和60年のほうが干支とかそういうので相性がいいとかなんとか。方角のこととかも気にされていたのでまあそれならいっそ納得いくわ、ということで落ち着きました。どうも本人の意向っていうよりは相手の親の意向っぽいですね。

 わりと長々とおじいさまとおばあさまの会話を拝聴し、ようやく終わったので2人でお話。もともと予想はしてましたが趣味はとくにないとのこと。お酒は普通に飲むそうです。学歴と現在のお仕事にものすごく隔たりがあったのでどういういきさつかなと思ってたら、大学院に進学してから地元で就職したいと思って勉強をはじめ、受かったので中退したということみたいですね。それもよくある話なので納得。ずっと地元から通ってたというし、バイトもサークルもほとんどしてないというし、なんかいろんな意味で納得しました。ちょうど氷河期だったでしょうしね。

 学歴に関してもまあ奇遇なことにうちの兄とほぼ同じだし、理系だし、まあ会話のテンポも悪くないし、普通にぺらぺらあれこれしゃべってからじゃあそろそろ行きますか、ということに。この後の予定についてはどんな感じですか?と聞いたら、結構遠出するイメージだったようです。いわゆるデート的なことを考えていたようで、それならそれでお任せします、ということで車へ。

 車に乗ってどうしますかーどうしましょうかねーという煮え切らない会話をひたすら続けながら車はなぜか京都方面へ。ひたすら地道を京都方面に走り続け、気がつけば宇治へ。そういや平等院って新しくなったんですよね、という会話でなんとなく平等院へ行くことになりました。車を止めて、いい加減おなかがすきました、と訴えたところどこに入るのかなと思ったら宇治川沿いの料亭へ! かなりいいところで普通に座敷に通されて3600円のお弁当懐石をいただきましたようまかったよ!!

 久々においしい和食食べましたわーという会話をしていたんですが、普通にぱくぱく食べていたのでそんなに偏食とか少食とかでもなさそうです。ふむ。

 おごってもらって満足して平等院へ。まあ内覧は終わってしまっていたので普通にぐるっとまわってミュージアム冷やかして帰ったんですけどね。それほど寺や仏像に興味があるというわけではないようです。

 そこからまた車に乗ってひたすら戻ってきたんですが、帰りの道が大渋滞。わりと仕方がなくぼんやりと車から見える風景でだべれるので、そういう意味でもそんなにいやな雰囲気ではないかなーという感じです。まあまあ。

 結局マンション近くまで送ってもらって終了。実家に連絡してとりあえず二回目会ってもOKですという連絡をして、電話番号を交換したはずが、そこから待てど暮らせど電話がかかってこないという事態に。うーん、これはこれでどういうことなんだろうか……。

 今日はここまで。