雪月花。

野点には暑すぎるけれど。


 7時に一度蝉の声で目が覚めたんですが、そこから二度寝したりごろごろしたりしてたら9時をすぎてしまったのであきらめて野菜ジュースだけ飲んで浴衣に着替え。一応エアコン効かせた部屋の中で着替えてたんですが、着替えるそばから汗がボタボタ落ちる有様でした。あつい!!

 出掛けに父と顔をあわせたら「久しぶりやな」って言われたんですけど確か私6月末にも帰ってきてましたよね? 私も思いっきり久々な気分になってましたけど。でもなんだかやはりうちの実家の生きる速度は3倍速なんだと思います。八尾の人の話はまだスタートラインに立ったばかりなのよ!(ばあちゃんも結果をせっついてくる)

 Yちゃんを迎えにいっていつものイタリアンへ。いつものクアトロフォルマッジをむさぼりながらYちゃんの今後の方策についてあれこれ。婚活シフトということで独身証明書の話やら、婚活応援団的なものについての話し合いをしておりました。

 まあ方針としてもそうなんですけど、結局のところ条件として何を求めるかっていう話になってくるわけで。たとえばネット上でちらっと見かけた、「主人」という呼び方をしたくないという話で、私も絶対に配偶者のことを三人称として「主人」とは呼ばないし呼びたくないな、と思います。本音をいえば「配偶者」って呼びたいぐらいですもん。まあ妥協点として「夫」もしくは「旦那」でしょうけども。

 まあ私がいうところの男とか女とか区別するのがそもそもナンセンスである論からいいますと一律「配偶者」でいいじゃないかと思うんですけどねぇ。それか「連れ合い」とか。相方とかパートナーっていうのもありかなとは思います。
 
 それからもうここまできたらあきらめるしかない私のプライドの高さ(=かっこつけ)な部分なんですが、結局のところそういうことも含めて私が言語を駆使して説明したときに、理解が得られる関係性であればいいんだけどなぁと。いや理解してもらえなくてもかまわないから、議論ができればいいんですよ。お互いの主義主張が存在することを許容するというか。

 ちなみにYちゃんの仲の良いお友達が結婚されるということで、シャーロックの気持ちがわかるという話しになってたんですが、私は逆にきっと結婚してしまったらジョンのようにいろんなものをもてあますんだろうなぁという気がしています。戦場の夢とか見ちゃう。そして耐え切れなくなってアヘン窟に鉄パイプもって乗り込んじゃう。旦那が実は元CIAの暗殺者とかそういう展開がないかな! ないよな!!(私もそうだけどジョンもつくづく難儀やと思います)

 時間が来たのでお茶へ。本日のお稽古は箱点前。いわゆる旅路やお出かけのときに茶箱も持っていって点てましょうという野点のお点前です。なので箱の中に全部おさめられていて、茶筅茶杓も棗も茶碗も全部ケースや袋に入っていて、それを展開していくというお点前です。

 たぶん1回か2回ぐらいはやってるはずなんですが、すっかりぽんと抜けていて、あらためてイチからやっておりました。でもさすがにあれこれややこしいのをやってきた後なので、言われれば納得するというか、結構イメージはつかめました。来月ももう一度やって復習したいと思います。

 終わったらそのままYちゃんちにお邪魔して、お互いのあれこれを披露。私がヘタリアに夢中になってる間にYちゃんがひたすらジョジョフィーバーしていたのでそのプレゼンを受けておりました。昔懐かしい昭和のかおり万歳という話でございます。

 帰ってきて晩御飯を食べて、母からトランクが帰ってきたのでそこにこれでもかと夏野菜と米をつめ、必死になって帰ってきてファミマで明日の朝ごはんを買おうとしてはじめて自分が財布を実家に置いてきたことに気づきました。定期入れはもってたんで普通に帰って来れちゃったんですよね!

 一応電子マネーとクレカはあるんですが、現金がないのはやっぱりどうしようもないし、郵送してもらうわけにもいかないし、母に電話して明日届けてもらうことにしたのでした。うう、へこむぜ……。

 今日はここまで。