メリークリスマス。

なんというリア充テンプレ。


 月曜日はご心配おかけしました、ということで出勤。それほど仕事がたまっていたわけではなかったのでちまちましたものを片付け、午後はセンターの説明会へ。入試の担当者と係長がそれぞれ教員・職員向けに説明をしていたのですが、やはり説明のうまさというのは大事ですよね……! もちろん担当者の説明も悪くなかったし同じことをやれといわれれば難しいとは思うのですが、まず根本的に声の大きさや出し方、語尾、目線などだけでもだいぶ中身を聞く気が異なってくるな、と思います。人の振り見てではないですが、来年度の新入生ガイダンスも頑張らなくては。少なくとも聞きやすい声のトーンと声量ぐらいは努力でなんとかなるはず!

 終わってからは皆さんがまだ仕事をしているなかをしれっと抜けて梅田へ。Nと合流して中之島のイルミネーションに向かいます。前々からやってたのは知っていましたが、前職時代にちらっと通りすがりに見た程度でがっつりいくのは今回が初めて。ちなみにNはイルミネーション好きらしく、去年はひとりで来たとのこと。本当になんというか、変わっているなぁ君は(笑)

 でもイベントとしてにぎわっていてとても良かったと思いますよ! 最近はイベントにきてもついつい運営側の苦労をしのんでしまうクセがついているのですが、カップルも家族連れもいっぱいいてよかったなと思います。定着してきたしね!

 そして初の中央公会堂でのプロジェクションマッピング。行ったときにはちょうどフランスの芸術家が作った作品が上映されていたのですが、キャラクターも可愛くてほのぼのしていて、かつ技術的にもなかなかすごくて見ごたえがありました。最後に「メルシ!」とカタカナで書かれるとすんごいフランス語の響きってかわいいなぁと思います。フランス語って鼻濁音多いからか、すんごいはんなり感で、なんとなく響きがひらがなっぽいなぁと思うのです。「めるし」とか「ぼんじゅー」って感じで。逆にドイツ語のあの濁音と撥音の多さはなんなんでしょうね。「クーゲルシュライバー」がボールペンのことだと誰が思おうか。

 でも世界の「こんにちは」と「ありがとう」は結構行く先々で実践しているのですよ! 一番使いまくったのはスペイン・ポルトガルでの「Hola!(オラ!)」ですかね。これが超便利でホテルだろうがスーパーだろうが道行く人だろうが、全部Hola!の一言ですむのですよ。ちなみに「ありがとう」は「グラシアス」と「オブリガード」で違うんですけどね。

 あとは使ったなと思うのはエジプトで使ったアラビア語のありがとう「シュクラン」かなぁ。エジプトもインドも観光地はみんな英語を話してくれるので、特にインドはほとんとヒンディー語の挨拶はしなかったような気がします。モロッコもフランス語圏だったのでメルシーしか使ってないし。あ、でもバリ島では「トゥリマカシー」ってめっちゃ言ってましたね。そしてトルコはなぜか日本語で「ありがとう!」って言ってあげたほうが喜ばれるという(笑)わーニホンゴ!!ニホン!!って感じになるのがね。向こうから日本語で声かけられるしね。

 そんなこんなでイルミネーションを見てからは梅田にあるポルトガル料理専門店、ポルトガリアへ。我々の総括はやはりポルトガルだろうな、ということで予約してもらっていたのですが、いろんなものが懐かしすぎて嬉しかったです。まずは私の中で金賞受賞なポルトガルのビール、「スーパーボック」。ラガービールだし、めちゃめちゃバランスいいし、もっと日本で流行ればいいのに!って思うぐらい好きなビールです。久々やわー。

 ちゃんとパンが最初に出てくるし、メニューもなつかしのイワシ丸焼きやタコ飯、バカリャウ(白身魚のコロッケ)などなど。どれもうまいのです! まあ現地で食べるよりこっちて食べたほうがより日本人好みでおいしいかもしれませんね。でも本場の味って感じです。

 せっかくなので現地ではほとんど飲まなかったポートワインも頼んでみたのですが、さすがポートワイン、めちゃめちゃ甘かったです……というか、もはやシロップの味がしました。うん、ポルトガルは好きだけどポートワインはあんまりいいかな!

 デザートはもちろんナタ!(エッグタルト)ナタ発祥のリスボンジェロニモ修道院と、そのレシピを受け継ぐベレン洋菓子店で本場のナタを食べた我々としては、ついついナタについてはあれこれ言いたくなるわけですが(ここぞとばかりに上から目線)、ポルトガリアのナタ、うまかったです……! やっぱり焼きたてがいいですよね。そしてあのパイ生地とカスタードの素朴な味が良いと思うのですよ。

 で、おいしかったー、と思っていたらなんとサプライズでクリスマスプレゼントの北欧デザインのマグカップをもらいました。今月Nが誕生日だったし、もうクリスマスはいいよね、という会話をしていたのでもらえるとは思っておらず、ありがとう!と言うと、「ようやくサプライズが成功した」とのお言葉をいただき、ほんとごめんな……という気分になったりもしましたけどね。いやフラグをへし折り続けているというか、情緒がない自覚はあるのでね。

 まあ途中から話題も今後の話になって、よーく考えよーお金は大事だよーという話をあれこれしていたんですが、まあいろいろ専門家の意見も聞きつつ考えていきたいなと思います。双方の両親がマネーのプロであることがこんなに心強いとは!

 今日はここまで。