リフォームの成果。

すばらしい。


 朝から帰って気合入れてつけ下げと二重太鼓を結ぶ。Yちゃんは振袖なので私が帯を頑張って結ぶも忘れすぎていて二回結びなおしました。さすがに1年に1回だとどんどん忘れていきますね……。着せつけ自体に興味はないけど変わり結びは誰かにもう一度教わりたいかも。

 とにかくなんとか形になったので近鉄でお買い物をして、思いのほか道が混んでて少し遅くなりましたが先生のお宅へ。ようやくリフォームが完了したのです! 茶室がすんごいこじんまりした四畳半でこれもまた良き哉!!!となったのでした。久々の炉だったのでいろいろ戸惑いつつもやはり炉は良いなぁと思います。風炉も良いですが、私はやっぱり炉のお点前が好きだ!

 リフォームの全貌もすごい良い感じでうらやましい限りです。というかもう随所にこだわりがあふれていて! 私もぜひ和室には炉を切りたいと願っていますよ! というか普通にお茶室が欲しいですよね。

 お稽古終了後に先週ドライブに行き損ねた欲が爆発したのでYちゃんに付き合ってもらって長谷寺へ。長谷寺自体は特に今の時期はお花もないので行かなかったんですが、代わりに近所にあった與喜天満神社へ。天満宮ということは道真さんですが、なんでも誰かが木像を投げ込んでこれを祀れ!と言われ、たまたま長谷寺に道真さんが来ていたのでこれは道真さんが作った像に違いない!というのが由緒らしいです。あと菅原家は土師氏の一族で、土師氏の祖先は野見宿禰で、野見宿禰は初瀬の出雲の出身だ、と神社HPには載ってたんですが普通に山陰の出雲国から呼んできたのではなかったでしたっけ……? まあ確かに初瀬に出雲という地名があるのは事実なんですけどね。

 そしてなぜかそのままノリで笠山荒神さんまで車を飛ばし、そういや行ったことなかった!ということで中へ。なかなかの雰囲気で面白かったのですが、三宝荒神の大本だったとは知らなかったです。というか荒神自体がいろいろと調べようとして常に挫折してる気がしますけどね……。もともといろんなものが習合されてそして発散していっているというのはわかるのですが、とりあえず一番身近なのは台所の竈の神様ってところらへんでしょうね。うちの実家の台所にも三宝荒神さんはいらっしゃるしな。

 が、しかし今軽くGoogle先生に聞いてみたら一応総本山と名乗っているのは宝塚にある、らしい……? まあ道祖神やら厄神やら火の神なんかが習合しているんだから通常の総本山の考え方とはまったく違うでしょうけどね。ただ歴史の古さ的には古いのは確かのような気がします。山岳信仰やら修験道とかとも絡んでそうですしね。

 帰ってきて着物を脱ぎ捨てていたら甥っ子が大騒ぎだったのでボール投げ遊びに付き合ったのですが、最終的になかなか高度なボール投げ遊びでした。廊下をコートに見立てて中央線をひいて陣地を分け、スリッパを置いてそのスリッパにボールをぶつけて移動させ、相手陣地のラインを超えたら勝ちというルールだったんですがこれがまたハードで! なんだかんだで白熱してしまったので腕が筋肉痛であります。

 今日はここまで。